１月１０日以来ずっとブログを開けることなく過ごしてきた。こんなに長い間
、登校しなかったのはこれまでなかったと思う。
いったいどのような心境の変化があったのか？実際のところ、自分でも良く分からない。この間、やっていたことは、中古のクラシックCDを買ってきては、パソコンに取り込むことを繰り返してきている。散歩の途中にあった古本屋の店先に、置いてあるCDの値段に目が止まり、一枚１００円か２００円と破格に安かったのだ。レコードと違って、CDならば傷が付きにくく、音が劣化することもない。安心して買える代物だ。気軽な気持ちで、５枚ほどを９００円で購入し、持ち帰って聞いてみた。全く支障がなく聞くことが出来た。同時に、パソコンにも取り込んだ。
以前、レンタルショップで、CDを借りて来て、パソコンに取り込んだ経験があり、それは主にジャズのCDだった。しかし、近所にあった蔦屋（レンタルショップ）が閉店してしまい、CDを借りて来ることが出来なくなって、しばらくパソコンへの取り込みをやめていた。当時、なぜジャズだったのか？ジャズが好きかというと、嫌いではないという程度。人に何聴くの？と、聴かれた時、格好つけて、ジャズと答えていただけのものだ。まあ、いい加減と言えば、その通りだ。でも、何かしっくりしないものをずっと感じていた。
かなり昔のこと。中耳炎の手術をした時、「手術中に何の音楽を掛けましょうか？」と主治医に聞かれ、「ジャズでお願いします。」と答えた。手術中、ジャズが流されていた。ジャズと言ったけど、演歌にしておけばよかったかなあと後悔したのを覚えている。まあ、それ程いい加減なものなのです。
今回は、なぜクラシック？別に意味はない。全く分からないジャンルだ。ただ、クラシックのCDを聴くと、普通の音量にしていると、メゾソプラノなどは私の耳では聞き取れない。かといって、聞こえる程度に音量を上げると、フォルテシモの時は、部屋中に鳴り響いて、上下隣の部屋の住人から苦情が殺到するということになりかねない。それで、室内楽なら大丈夫かと、そういう曲を中心に買ってくることにした。５枚買ってきても、１０００円程度で済む。
そんなこんなで、買い続けていたが、店頭に欲しいと思うCDがなくなってしまった。それで、近くの図書館から借りて来ることにした。最近は、一日３枚（この図書館の限度数）借りて来て、CDをパソコンに取り込み、聴く。これでおおよそ３時間過ごせる。こんな日課を過ごしている。毎日こんなことをして、クラシックを聴いていると、ほとんど分からないクラシック音楽にも、何か馴染んで来たような気がする。まあ、しばらく続けてみようと思います。
