昨日、いつも行く居酒屋が開いていなかった。あれ、もう潰れちゃったのか?そう言えば、客は言っていないもんね!新型コロナウイルスの影響をもろにかぶって、客足はばったりと途絶えていた。それに、開店してまだ一年くらいしか経っていないので、開店のための借金等もたくさん残っていることだろう。また、家賃の支払いも馬鹿にはならないなどと考えながら、別の店に入って夕飯を済ませた。
今日、本当に潰れちゃったのかな?と、心配して店の前を覗くと、看板が出ていたので、入店した。店の端の方に店長がポツンと独りいた。「夜は、客入らないですよ!」とあきらめ顔で、応答してきた。もう、悲壮感がにじみ出ているといった感じだ。
「ハンバーグ、カニクリームコロッケ定食」を注文。何しろ、他に客はおらず、私が食べ終わっても、客が入ってくる気配もない。店長に掛ける言葉も思いつかない。「まあ、頑張ってね!」と言って店を出てきた。
本当に新型コロナウイルスはいつ収束するのだろうか?長引けば長引くほど、こうした店はどんどん潰れていくことになりそうだ。東京都知事の言う感染予防に「三密」を避ける。これは間違ってはいないのだろうが、店が工夫して生き残れる余地を残した物の言い方ってないのだろうか?