このところ、コロナの感染者数はぐっと減ってきてなんだかホッとします。
大丈夫、もう春はそこまで来ています。
いろんなことに惑わされず、自分は自分としての正しい行いをして、春の陽気に身をゆだねましょう。
深呼吸して心を整えましょう。
以下、マスコミ報道に対して・・
「感染者数が過去最多」というフレーズを使えなくなったワイドショーは今度は変異ウイルスが・・、ワクチンの副作用が・・と別な話題に切り替えてきました。
変異ウイルスというのはRNAウイルスに特有のもので、子供のウイルスを作る際に親の遺伝子をコピーしますが、そのとき稀にコピーミスが起こり親とは少し性質が異なるウイルスが出来てしまうことです。
インフルエンザでも良くあることなのですが、あたかも全く新しい危険なウイルスが出現したかのように伝えているところがウンザリします。
今までと変わらず、個人個人がしっかりと予防対策をしていけば良いことです。
ワクチンについては、先日アメリカ在住の日本人看護師が自らの強い副反応の一部始終を動画で撮り、それをそのまま特報としてテレビで流していました。
ワクチンには残念ながら100%安全なものはなく効果があれば副反応もあります。
だからこそ予防接種法に基づき、医師がしっかりと効果とリスクを説明をし、その上で接種に同意し、万が一重大な被害が出た際には国が補償することになっているわけです。
今回、接種はまだ先の話で、医師の説明も受けていない国民に対して「こんなに酷い副反応でした」という動画を見せる目的、メリットが判りません。
動画を見たほとんどの人はやっぱり怖いと思わされ、受けようと思っていた人の中には打たないように誘導される人も出てくると思います。
接種した殆どの人が全く副反応がないままなのに、こういう動画ですべてが危険かのように煽るのは本当にウンザリです。
過去に子宮頚がんの発症を予防するためのHPVワクチンが全て危険であるかのような報道が繰り返されたことで接種者が激減しました。
その結果、普通に接種している先進国の子宮頸がんは軒並み減少しているのに対し、日本だけが今も増加していることへの反省は全く無いようです。
ワイドショーを見るたびに暗くなってしまいますが、コロナの事も知らず、ワイドショーも全く見ていないモコ助は、毎日、散歩に出ただけで全力で走り回って生きている幸せを感じているようです。