先日、息子No.2一家が久々に泊まりでやってきました。
孫のそー君とひなちゃんはアニメを見たり、部屋中を元気に走り回っていましたが、それに飽きてしまうと残念ながら家の周りに喜ぶような遊び場所がない。
結局は昼下がりに皆で連れ立って近所の散歩に出かけて川の魚を見たり特急電車に手を振ったりして過ごしました。
住宅街の路地角を曲がったところで、突然「ワウ、ワウ、ワウ!」と大型犬が金網越しに吠えかかってきました。
皆びっくりして立ちすくみ、ひなちゃんは泣き出して転びそうになる・・
なんと犬界の中で最も優しくて大人しいと言われているゴールデンレトリバーでした。
前にも同じように鎖に繋がれて吠えてばかりいる犬を見ましたが、このゴールデンも庭先に置かれた小さな鉄格子の中で昼夜を問わず、ずっと番犬代わりに飼われているようで相当なストレスが溜まっているのでしょう。
うちでモコ助の前に飼っていたゴールデンのマックはそれはそれは優しすぎるくらいの犬で近所の猫に威嚇されても逃げ回っていたくらいです。
マックと兄弟のように育った息子もひなちゃんを抱き上げながら「へぇ?ゴールデンもこんな怖いのがいるんだね」とつぶやきました。
結局は生きとし生けるもの どんな風に生まれてきたとしても、それぞれが育った環境により良くも悪くも変化していくのだなあ・・。
わが身を振り返ると子供たちに対して親という立場から自分のやり方や考えを押し付けてしまったことで、いろいろな可能性のある芽を摘んでしまっていたのかも知れません。
もう今となっては後悔しか残りませんが・・
あの頃確かに家族だったマック・・