3連休の最後の日は小学2年生になるゆう君の初めての運動会に行ってきました。
(昨年はコロナで保護者制限があったので・・)
前日にパパ(息子)から「俺は役員であまり動けないから妊娠中のママをよろしく」と頼まれていたので、朝からイスやマット、パラソル、飲み物などを車に詰め込んで張り切って小学校へと向かう。
「さあ、場所取り、場所取り…」
お、良かった、まだガラガラじゃないですか・・と子供達が競技をする校庭の真ん前に椅子をセットする。
すると何やら腕に腕章をしたお兄さんがやってきて、「すみません、ここはダメです、後ろの白線よりも外側まで下がってください」と。
見るとずっと後方の柵に沿うように大小の家庭用テントがズラリと並んでいるではありませんか。
再度、荷物を肩に担いでフーフー言いながらテント村の前をグルリと半周してみましたが、既にギッシリと隙間なく占領されていたので、最終的には運動場から大分離れた校門近くのスペースに椅子を置くことができました。
ママとそのお父さんに座ってもらう。パラソルが良い仕事しましたね。
でもねえ、ルールとは言え、4畳半もあるような大きなテントの中には2人しか居なかったり、真中にポツンと荷物だけ置いてあったりで、余ったスペースが勿体ないなあと思ったオジサンです。
昔の運動会と言えば、それはもう校区の一大行事であって、子供がいる、いないに関係なく周りの人たちが花火の音にワクワクしながら学校に集まり、地区ごとに準備された大型テントの下にレジャーシートを拡げて皆でワーワー言いながら歓声を上げたものでしたね。
昼食時は重箱に入れて持ち寄った煮物や卵焼き、巻きずし、おにぎりなどを拡げ、皆で分け合って食べながら子供たちの頑張った様子を談笑したものでした。
今はコロナだからかも知れませんが、子供たちは教室にお弁当を持って行きいつもの給食のように黙食し、親は家に帰りまた午後からの競技に出てくるのだとか・・
応援も昔はみんなが子供たちの動きを目で追いテントの前に来たら拍手や大声で応援したものですが、ビデオやスマホ全盛の今は、ややもすると上手く撮ることだけに集中してしまうのか昔ほど大きな声援が聞こえず、その代わりシャッター音のバシャバシャという音だけが一斉に聞こえてきたりするのであります。
まあ、そんなこんなでしたが真夏並みの暑さの中、ゆう君も他の子どもたちもダンスやかけっこに頑張っていました。
一番にはなれなかったけど全力で最後まで走る姿を見て、またたくましくなったなあと思った一日でした。