おはようございます。
台風14号は夜の間に鹿児島を掛け抜けて今は本州の方に向かっているようです。
我が家は錦江湾へと続く谷間の集落で台風の度に海からの強風が川を吹きあがって来るので、これまでも車庫の屋根や雨戸が飛んだり、BSアンテナが支柱からポッキリと折れたりという被害を経験しています。
そして今回、「これまでに経験したことが無いほどの危険な台風」、「特別警報、直ちに命をまもる行動をしてください」なんて繰り返されるものだから、それはもう緊張の中、少しくらいの犠牲は止む無しと覚悟しつつもできるかぎりの備えをして台風に臨んだのでありました。
一番困ったのは雨風の中でのモコ助の散歩。
「ウ〇チは外でしかしない!」と心に固く決めているモコ助に無理やり浴室や車庫でさせようとして連れて行っても断固拒否。
しかたが無いので雨風が弱くなった一瞬をついて、急いでダイソー製500円の雨ガッパを着せて外へダッシュ。
慌てたので前足が穴に入っていなくてお尻隠せず・・
それでも異様な天気に戸惑ったのか右に左にウロウロするばかりのモコ助。
このままでは瞬間的に突風が吹き、小さいモコ助は凧に乗る忍者みたいに空高く飛んでいくのではないだろうかと不安になり、ウ〇チは諦めて早々に家の中に退避したのであります。
さて、夜も8時を過ぎて、台風のコースは最悪にも我が家の上空を通過する模様。
時折、家ごとガタガタ揺れるような突風が吹いています・・
が・・、「う~ん?・・今がピークなのか?これくらいであれば今まで経験したいくつかの台風の方が強かったような気が・・」という感じでした。
10時を過ぎた頃にはいつのまにか鹿児島を通過したようですが、まだこれから吹き返しもあるし油断は禁物。
今日は1階のリビングに布団を敷き、枕元に懐中電灯やスマホ、飲み物や普段着などを置く。
いつも一人でリビングのケージに寝ているモコ助もなぜか近くで寝ているとーちゃんを不思議そうに見つめていました。
そうしてガタガタ、ピューピューと音のする中を眠りについたのであります。
一夜明けて、小雨の降る中で家周りを歩いてみると、何か飛ばされたとか木が倒れたというようなことも無さそうで、近所の人たちとも「言われたほどの強い風じゃなくて良かったですね。」なんて挨拶。
まあ、隣町の息子の家では朝まで停電だったらしいし、地域によってはもっと大きな被害もあったはずなので、うちはたまたま運が良かっただけなのかも知れません。
ロープで補強したウッドデッキの屋根も無事でした
空襲警報解除!
ありがとう、曲がっている雨戸を立派にガードしてくれた角材の皆さん
ただ、コロナに関する過剰報道と違い、災害に関しては事前に想定される最悪の状況を元に報道してもらうのがベストだと思います。
それに基づき可能な限りの備えをして、例えそれが無駄になったとしてもそれはそれで「何もなくて良かったね」と笑顔で終われますからね。