田舎あるあると言えば・・どこにも行くところが無い時につい足が向いてしまうイオン。
という訳で・・相も変わらず夫婦して出かけるのでありますが、まあ目的は買い物で会ったり、ウォーキングであったり、食事であったり。
以前も書きましたが、世のオジサマたちはショッピングモールで店に着くや否や奥さまに置いて行かれて、仕方なくブラブラしながら一回りもする頃には早くも行き場を失ってしまい、「さてどこかゆっくりできるところはないものか」と辺りを見回すわけです。
休憩コーナーのテーブルが空いておれば、しめしめと優雅に一人で座り、意味も無くタブレットなぞを広げるのであります。
そしてカチャカチャとカッコを付けたりしながら奥さんの買物終了の合図を待つわけですが、それも飽きてしまうと最近では売り場の端っこにひっそりと置いてあるコインマッサージ機に向かうのであります。
10年前に店ができた頃は機械に体を揺らされながら気持ち良さげに小さく「ウ~・・」とか唸っているおじいちゃんを横目で見ながら通り過ぎていたものですが、今はもう私も立派なおじいちゃん。
近くに人がいないタイミングで「どっこいしょ」と座り、100円玉を入れると奴はいきなり「ぐぉーん」とか呻きながら背もたれをズーッと倒し、足乗せを持ち上げて良い感じにリクライニング状態になります。
そして小さくトントントンとリズミカルに、そしてだんだん強く大胆にマッサージを始めるのであります。
横にある200円の奴は時間も長いし全自動で両腕まで揉みほぐしてくれるというセレブ御用達(そもそもセレブはちゃんとしたお店に行くと思う)なのであります。
庶民であるオジサンは100円マシンで十分。
なので、揉んでほしいところが微妙に外れる場合は寝たまま体をクネクネと捻りながらこちらから迎えに行く必要があったりします。
ま、少し人の目が気にはなりますがハンカチなんかを顔に掛けて外界と遮断できればしめたもの、もう自分の世界なのである。
白いハンカチは誤解されるといけないので鮮やかなハンカチにしましょうね。
以前、家に欲しいねと相方さんに言ったことがありますが、良い奴は30~40万円、しかもでかいので置く場所にも苦労するという御指摘があり、諦めた。
昔は隣のヤマダ電機にずらっと並んでいる高級マッサージ機でお試ししていましたが、しばらくすると担当のオジサンが「どうですか?これはこうで・・」と説明に来るので遠慮して行かなくなりました。
まあ、あれは向こうにしてみたら「買う気も無いのにいつまでもマッサージしてんじゃないよ」と言うメッセージを遠回しに言っているんでしょうね。
何を言われようとデモ機で気持ち良く寝ている強者もいますが、気の弱いオジサンはこれからもイオンマッサージに通って小さな贅沢を楽しむことになると思います。