1月8日はわが家で5人目となる孫ちゃんの出産予定日でしたが、何事もなく数日が過ぎ、遂に昨日の午後に陣痛が始まったみたいと息子から連絡あり。
しかも10分置きなのでまもなく産まれそうとのこと。
息子は職場が遠く、帰るのを待てそうにないので近くに住むママ方のご両親が病院に連れて行って下さるとのこと。
それから1時間程して息子が病院に到着、連絡を待っていると程なくして「今産まれたよ!」と画像付きラインが送られてきました。
きれいな顔をした男の子である。
頑張るのはママであって、こちらはただ祈って待つことしかできないので、知らせを受け病院に駆けつけて小さなベットでスヤスヤ眠る小さは命を見てやっとこさ安心できるわけです。
ただ今回、直接面会できるのは検査陰性が条件のパパだけと言うことで、ジィジ、バァバはスマホの小さな画面に送られてきた画像での面会となりました。
何はともあれ新年早々幸せな出来事だったのですが・・
実はその前日に兄から連絡があり施設に入所している父がコロナに感染したとのこと。
少し元気が無かったことから併設のクリックで検査をしたところ陽性だったのだそうです。
さらに翌日、やはり同室の母も39度近くの発熱があり陽性になりました。
96歳と90歳、これはどうなるものか?と心配していましたが翌日には平熱に戻り今のところは軽症で済んでいるとのこと。
連絡が来たときに「行こうか」と兄に言いましたが、施設内に隔離されていて自分も会えないのだから、今は来ても何もできないとのこと。
この調子だともし万が一の時でさえ最後の瞬間にサヨナラを言えないことだってありそうです。
施設に入ってこの3年間、外に出ることも叶わず、子や孫たちとの面会も禁止されている両親が不憫でなりません。
面会等について国は管理者の判断としているようですが、集団発生でもあればすぐにマスコミの餌食にされるような状況下ではとても怖くて面会解除には踏み切れないでしょう。
もうこの期に及んで「判断は地方自治体や管理者に任せる」の一言で逃げるのはやめてほしい。
そうしない限り、この世に希望を持って生まれてきてくれた小さな命にも、力尽きて心を残して去りゆく瞬間の命にも隣に寄り添って立ち会うことさえ叶わないという異常な状況が続くのですよ。