おはようございます。
2人と1ワンコが車中泊をして迎えた道の駅の朝でございます。
時計を見ると5時半、相方さんはまだシュラフを被り、モコ助はじっと私の顔を見ている。
オジサン的にはトータル4~5時間は眠れたようでまあ良かったです。
さっそくフンフン小僧にリードを付けると外に連れ出して冷たい朝の空気を吸い込みながら駐車場廻りを散歩する。
一回りした頃には相方さんも起きてたので買っておいたサンドイッチと自販機のコーヒーで朝食を摂る。
今日はちょっと遠すぎるかなと萩観光を諦めたので、その代わりに近場をいろいろ巡ってみましょうと言うことになりました。
お世話になった駐車場を出て、先ずは紅葉が綺麗という「両足寺」に向かう。
離合できないほどの細い道をしばらく進み、着いた時にちょうど門が開いたところでした。
石段を登ると静まり返った境内に部分的にうっすらと赤く色づいた紅葉を見ることができました。
あと数日後には赤が映えて見ごろになりそうな感じでしたね。
次に向かったのは、「透き通ったブルーの水が不思議なほどの美しさを見せる湧き水」とある『別府弁天池』です。
駐車場には大型観光バスや県外ナンバーの車が何台も停まっておりワクワクをそそられる・・・が
う~ん、いや、まさにそう、綺麗なんですが・・何というか小さいというか雰囲気がちょっとばかし暗いというか・・
うちらとしては家の近くの「丸池湧水」に良く出かけて、青空が映りキラキラと輝く池の光景をいつも見ているからなのかも知れませんね。
山口の皆様、ごめんなさい😅
こちらは地元の丸池湧水の様子
そういう意味では鹿児島はアピールが足りないよなあ・・観光バスなんか来てないもの。
車を走らせて10分ちょっとでいよいよ秋芳洞に到着。
犬もOKみたいなのですが足元の悪い鍾乳洞の中を1,000mも抱っこして歩くのは厳しいので車内でお留守番をしてもらいました。
日本屈指の大鍾乳洞 の中には、百枚皿、洞内富士、千畳敷、黄金柱などの名所がありスポットライトがあてられています。
外国の方も多く、各国の言語で説明が流されていました。
天井から垂れる鍾乳石が1㎝伸びるのに100年はかかるそうで、大きなものは数万年をかけて今に至るまで成長しているのですね。
通路が狭い上に階段も多いので灯りの無いところは気を付けないと転びそうになる。
途中に地下洞窟から地上へと上がるエレベーターがあり、「なんだかスペクターの基地みたいだねぇ」と相方さんに言うも「へぇ~」と無視される。
( 霧島の新燃岳地下にスペクターの秘密基地があったのを知らないらしい😅)
これに乗ってカルスト台地を見渡せる展望台まで行けました。
無事にモコ助と再会してカルストロードを走り抜けて日本海の港にある道の駅センザキッチンに到着。
もう2時前でお腹も空いたのでお店を探すと奥にこじんまりとした定食屋さんがあり日替わり定食を頼む。
お魚を選んでフライにしてくれる方式で安くて新鮮で美味しかったです。
ごちそうさま!
さあ、そしていよいよ本日のお宿、俵山温泉に向けて山道を走ります。
途中に大きなお寺があったので寄ってみる。
本当に最近は神社やお寺に良く行きたくなる。
お迎えが近いのかもしれない。
こちらも紅葉で有名らしく、観光客が多かったですが見ごろにはまだ早かったようです。
そしてついに今日のお宿、山口屋別館にたどり着く。
離れにある2階の8畳二間を丸ごと貸し切りの部屋です。
「古い建物なのでところどころに傾きがあります。」なんて自虐的に書いてありましたが、中は綺麗にしてありトイレや洗面所も新しく改装されているので居心地が良い。
モコ助も狭いケージから解放されて落ち着いております。
洗面所とかトイレでは大きなカメムシさんの歓迎まで受けましたが、モコ助に食べられるといけないので早速にお引き取りをお願いしました。
館内には貸し切り風呂があるので、さっそく二人で入って疲れをとる。
俵山温泉の泉質は高濃度のアルカリ性でヌルヌル、ツルツルが半端なく美肌に効果があり「美人の湯」と言われているそうです。
そういう目で風呂上がりの相方さんを見てみたら・・・
・・・1回では効果は解らないようである。😅
夜は部屋食で私たちよりだいぶ先輩のお姉さんが何回も階段を昇り降りして料理を運んでくれたので最後の料理はハアハアしながら運んできました、申し訳ない。
食事が終わると奥の部屋にピッタリと並べて布団を敷いてくれて「ごゆっくり」と降りていかれました。
綺麗に敷かれた2組の布団を見ながら、おもむろに1組の端っこを持ちズルズルと隣の部屋に引っ張っていくオジサン。
これが新婚の頃なら「行かないでぇ~」とかなるんでしょうが・・
寝る前に夜の温泉街をブラブラしてみる。
この2階の部屋が今宵の宿です
温泉街の夜と言うのに人が居ない、ある意味レトロな雰囲気が漂う懐かしい温泉宿ということでしょうか。
こうして山口2日目の夜は静かに平穏に過ぎていくのでありました。
フンフン小僧と、トータル4〜5時間睡眠のドンマックさん。分かるわ〜。
私も車中泊で一番の悩みは睡眠不足。深夜に目が覚めてトイレなんぞへ行ったら朝までウトウトしてるだけ。
宿泊も同じです。2部屋あれば別室。一間だったら枕の位置を上下逆にして耳栓。私もナイーブなオバサンだわ笑
ベテランさんでもそうなんですね😅
私の場合、イビキをかくのは自分なのに自分が耳栓しないと眠れないわがまま耳です。車内で上下逆も考えましたが起きたら相方さんの顔にアザができて…なんて思ったらちょっとですねぇ😱
今回は車中泊できるのかがテーマだったので数をこなして楽しめる様になりたいものです。夏は厳しいけど冬はポーダブルバッテリーとか買えば何とかなるのかなとかレイアウトをさらに工夫するとか考えるのも楽しいですね。☺️
秋芳洞、憧れの鍾乳洞。百科事典で何度も見ましたが、景色は変わらないのものですね。百科事典とおんなじだ。
巨大な石柱も、凄いですね。行きたいなあ。
まさかの「お迎えが近いのかも」発言に吹きました。
美人の湯の効能…ありますよ!絶対。
いつか…いや、70歳になる前に行こう!そう、思いました。鍾乳洞は大好物ですからね。
秋芳洞、実はエレベーターのある半分までしか行きませんでした。モコ助を待たせてるし、往復だとかなりの時間が要ると言うことで…
私も70歳までに北海道へ行きたいな。若い頃出張で一泊して雪上がりの大通り公園で派手に転倒してスーツがビッショリなったのと「え?これがあの札幌時計台なの??」なんて想い出しか無いもので😅ホント、後悔するより動けるうちにですね。