2019/4/18のこと
さあ、いよいよ我が人生初の手術の日となったのであります。
ただ、気管支鏡検査の時とは違い術中は完全に眠らされるので、目が覚めた時には全てが終わっていると考えれば少々気は楽であり昨夜もまあまあ眠れたのでした。
朝食は抜きでいつものように朝のバイタルチェック(体温、血圧、酸素濃度)があったのですが、何と今日に限って血中酸素濃度が95%を表示している。
正常人なら97~99%くらいだそうで、自分もずっとそれぐらいをキープしていました。
熱も無いし呼吸も苦しくないので特に心配はしなかったのですが、執刀するドクターたちは今日の手術に難色を示し、部屋にやってきて私のベットの周りに集合します。
もし急性増悪(急激に炎症が進むこと)が起こっていれば手術中に危険な状態にになる、と言うことで予定外の胸部写真を撮ることになりました。
結果は前回と変わらずでやれやれと思ったところに、またまた先生がやって来て「自分らは大丈夫と思うんだけれども、麻酔科の先生だけがどうしてもCTじゃないと判断できないというんですよ。」とのこと。
CT自体は痛くも何ともない検査なのですが、その被ばく量が気になります。
実は肺の病気が見つかる少し前にも人間ドックで尿潜血が+になり、泌尿器科で人生初の造影CTを撮っていました。
異常は無かったのですが、すぐ後に間質性肺炎が見つかり、たった2週間後にまた同じ病院でCTを撮ることになる。
1月には経過観察で、3月には気管支鏡検査目的で、そして今回の入院前にも撮っています。
それなのに、「念のため」ということでわずか半年で6回目のCTを撮るとなると自分の気持ちとしては「大丈夫か?俺の体?」と躊躇してしまう。
素直に「はい」とは言えず、ベッドに座って腕を組んで黙っている私と周りを囲む外科医たちの間にしばしの沈黙が流れたのであります。
でも最終的には「撮らない、被ばくが怖い」といくら声を大にして訴えたとしても今日の手術が中止になるだけで、困るのは自分ということになります。
で、しぶしぶ同意した私は点滴を付けたまま車いすに乗せられてゴロゴロと撮影室に連れて行かれたのでありました。
結局、CTの結果も数日前の画像と変わらず急性増悪は確認できないと言うことでバタバタとした中で予定よりも1時間遅れでOP室への入場となったのでございました。
無駄に被爆しなくてすむように同じ病院なら医師同士連携とれないのかな?
わたしは違う病院でのダブる検査は医師からデータをもらってきてねと言われてますが
手術となるとそうはいかないのでしょうね
必要で無いものはしていないと信じたいのですが、もしドクター自身だったらこれは必要ないって言うかもですね。
泌尿器の病院から言われて2週間前にもここで撮ったんですがと言っても、それは他病院の物なのでと言われました。
インドとか暑い国の人は毎日結構被爆してますよって言われたけど、俺はインド人じゃないし・・なんて。