9月も半ばだというのに日中は夏の陽気で外を歩く勇気はありませんが、それでも朝はめっきり涼しくなってきました。
昨日の朝も幾分気持ちよく目覚めてベッドの上でゆっくり伸びなどをしていると、枕元のスマホがピロ~ンとなり相方さんからラインが入る。
「あ、そうだ、昨日から1泊で屋久島に行ってるんだっけ・・」と妻の出張を思い出すオジサン。
さらに「お誕生日おめでとう」の表示を見て、「あ、今日は私の誕生日かぁ・・」とまたもひとつ思い出すオジサン。
最近はいろいろと忘れたり思い出したりすることが多くなった年頃でございます。
そういう訳で、2022年9月13日、65歳という人生の区切りとなる日を迎えた訳であります。
65歳と言うと、行政的にはこの日から「高齢者」という有難くない冠がついてしまうのです。
それで何か得するということでも無いですが、確かに肺炎球菌ワクチンの接種券や介護保険証が届いたりしてましたね。
その昔、まだ日本に勢いがあった頃は高齢者の医療費やバスやいろんな物が無料だったり割引されたり、形だけでも高齢者は優遇されていたようですが、景気が後退するにつれてそんな過剰サービスも次々と廃止されてきました。
今の時代、国も若者も昔のような余裕はない訳で、これからの高齢者は自らも社会の一員として行政に頼り切ることなく生活していく必要があるんでしょうね。
65歳になっても特に変わることなく、1人と1匹でゆったりと朝ごはんを食べて、洗濯機を回して、花に水を撒き、散歩に行く。
夕方に駅まで相方さんを迎えに行き、夕食は買ってきたちょっとお高めのお寿司と缶チューハイでささやかな乾杯をして、ビデオ通話で孫ちゃんたちのハッピバースディも頂きました。
もう年だから何もできないよと言うのではなく、まだこれもできる、あれもできるで身の丈に合った楽しい時間を過ごしていければそれで良いかなと思います。