鵡川海岸付近のトーチカを久々に
見に行ってみました。
取り壊されているかなと思いましたが
まだあって安心しました。
これは歴史遺産と言えるので
後世に残してもらいたいものです。
大型バイクも慣れてくると、ちょっとした
買い物とかも気軽に行けるようになるものですね。
札幌市内の渋滞はそうも行きませんが・・・。
むかわ生協パセオの駐車場。
まだ、ありました!トーチカ。
機関銃を備える開口部というか窓。
反対側もあいています。
マフラーの壊れたクルマのおじさんが
(といっても私より若いかも)
「珍しいかい。海の近くにもあるよ。」と
声をかけてくれました。
ここは個人所有の土地だとのことでした。
海岸にある大型のトーチカ。
もっと高い建造物ですが
波の浸食等ですっかり崩れています。
トーチカの受けに上ると海岸が見えます。
波打ち際からは3~40mほどでしょうか。
これはバイクを止めた道路側ですが
貝殻が打ち上げられています。
満潮時の嵐のときはこんな岸まで
波が来ていると思われます。
河岸線に防波堤が築かれていました。
波の浸食を防ぎためですが、50年程前は
この防波堤の向こう側も砂浜でした。
地球温暖化で海面が上昇しているのでなく
川の上流域に造られて砂防ダムやコンクリートによる
護岸工事により、海岸に土や泥、細かい植物の有機物等が
海に流れ込まなくなったために、砂浜が形成できずに
海岸線がどんどん浸食されているものと思われます。
海面そのものの高さは50年前より格別高くなって感じは
ありません。
上部にあり直角の窪み。
下の内部には貫通していません。
トーチカすぐ横でショベルカーで
海岸線造成工事をやっています。
鵡川の河口まで防波堤を築く計画かもです。
遠くに見える高い煙突の建造物は
2018年9月の地震の時に北海道全域停電の原因となった
苫東厚真発電所です。
海岸沿いのダートを富川方面に走っていくと
原生花園のような風景が広がっていました。
今度250のオフロードバイクで
行けるとこまで行ってみます。