襟裳岬には観光客はほとんどおらず
30分くらいの間に、駐車場には
クルマが2台きただけで、外国人観光客の
バスも来ておらず、「何もない春・・・:と
歌われたことが脳裏をよぎりました。
かなり施設が整備されており、風の館という
屋内から岬を展望できる施設もあるのですが
冬季間営業停止中で中に入ることもできません。
土産物店なども閉鎖されており、これでは
旅行会社もルートから外してしまうのも
仕方ないですね。
昨日はかなり気温が上がったため、風は
相当強く、遊歩道を真っすぐ歩くことも
困難な状況でしたが、風は北海道の12月に
しては暖かく、薄いブレザーだけで
過ごせました。
風の館付近からのながめ。
突端付近からの風の館。
屋内からじっくり岬やアザラシを
見ることができますが、
残念ながら冬季間で閉鎖中。
突端から目を凝らしましたが
ゼニガタアザラシっこたちは肉眼では確認
できませんでした。
岬の突端には小さな社がありました。
海岸まで降りることは可能です。
襟裳岬周辺はこのような丘陵地帯に
なっていりので、日高山脈が海に
入り込むような迫力のある風景は
とはちょっと違います。
アンテナは航空自衛隊のレーダー基地。
レーダー基地のふもとを抜けて
下って行くと、百人浜があります。
雲に隠れた日高山脈はかなり遠方に
なってしまいます。
ところが・・・
札幌からは襟裳岬より20キロほど手前にある
ここ、様似町アポイ岳近辺は日高山脈が
海に落ち込み、険しい岩場や島が点在し
非常に迫力のある風景に出会うことができます。
様似町周辺をドライブの目的にすることも
いいなあと思いました。
アポイ岳ジオパークというユネスコの認定地に
2015年からなっており、アポイ岳麓にも
ネイチャーセンターやアポイ山荘という温泉施設も
あり、もっとメジャーになってもいい場所ですね。
残念ながら昨日はネイチャーセンターは
冬季間で営業停止中で温泉も清掃中で
入ることができませんでした。
日高町清里付近で15時30分頃には
日が沈んで行きました。