今年もはや11月である。
今シーズン通じて感じたことは、各昆虫の減少が激しいこと。
原因は色々あるだろうが、各個体群の基礎体力の低下に乗じた何者か
の仕業ではないかと感じている。何者かはわからないが、目に見えない
ミクロなものなのかもしれない。昆虫は一度に多くの子孫を残すが、
母体を何らかの手段で生殖不可にしてしまうと根絶されてしまう。
外灯巡りもさえない一年だったが、外灯で得られる蛾が少ないのは、
節電に伴う常夜灯の減少、光源の変化(例えば紫外線の少ないタイプ
・・・特に最近の自販機がそうだ)などが原因であると思われる。
前置きが長くなったが、昨年11月からの一年間自宅に飛来した蛾を
まとめることにした。
上段左
ヨトウガ 個体数は少ないが、初夏と初秋に飛来する。
上段右
オオアカキリバ 秋口に飛来。山でも見かけることは少ない。
下段左から
キノカワガ 時々飛来する
クロクモヤガ
ゴマダラキコケガ 晩夏に飛来
フタスジシマメイガ 発生期に若干数が飛来した
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下写真上段左から
クロモンキノメイガ 10月下旬頃発生のピークに飛来した
ハマキ類(忘れた)
マエモンクロヒロズコガ
モンシロドクガ 発生期に比較的よく見かける
中段
トビイロトラガ 発生期に割と見かける
ウスバフユシャク クリスマスの頃から1月頃に稀に飛来
ノシメマダラメイガ
シバツトガ
下段
キマエキリガ 2シーズン続けて1個体ずつ飛来。山間部では秋の蛾だが
低地では11~12月に出るようだ。これは正月1月3日に飛来した目出度い蛾。
シロスジツマキリヨトウ
ウスチャヤガ
カブラヤガ たまに飛来する
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下写真上段
ナカグロクチバ 初見の種。北上中の種と思われる。
ヒメミズメイガ 発生期によく飛来する
中段
マエアカスカシノメイガ 時々飛来する。
トビスジヒメナミシャク
下段
ヒメトガリノメイガ
カシノシマメイガ
********************************************************************
上段
コスズメ 夏の初めによく見かける
セスジスズメ 付近で稀に見かけるが、自宅飛来確認はこれが初めて
下段
チャオビヨトウ 割とよく見かけた
ツマジロエダシャク 10月後半頃。年に一度は見かける感じ。
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下写真上段
シマケンモン 自宅へは初飛来。
ウチジロマイマイ 近所で定期的に発生しているようだ。
カバイロトガリメイガ 発生時期によく飛来していた
スギタニモンキリガの仲間 キマエキリガと同様、低地では晩秋から初冬の蛾であるようだ。
これも1月1日の夜に自宅に飛来した目出度い蛾。
中段
アシブトクチバ 自宅へは初飛来。
オビベニヒメシャク 小さな蛾なので結構見逃しているかもしれないが自宅へは初。
下段
ウスイロオオエダシャク 自宅へは初飛来
クロスジカギバ 自宅へは数回飛来している。
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尚、今年はまだ二ヶ月残しているので、昨年の11月からの蛾相を拾ってみると、
2007.11.5 アオアツバ(初飛来)
11.7 チャハマキ
12.4 キバラモクメキリガ
がある。
2008年中、今日まで自宅でその他に確認出来た蛾は、
エグリヅマエダシャク
チャドクガ
アブラクサス
ホソオビアシブトクチバ
オオバコヤガ
ナカジロシタバ
スジキリヨトウ
シロモンオビヨトウ
ハスモンヨトウ
スギドクガ
ヒメシロモンドクガ
ブドウトリバ
といったメンバーだった。
その中で割とよく見かける印象のあるのは、エグリヅマエダシャク、スジキリヨトウなど。
記録には残してないが、夏にモンクロシャチホコが今年も多かったような気がする。
他にも若干見逃していたり忘れているのもいるだろう。
年間を通じて最も蛾が多く飛来したのは6月上旬だった。
1日に10種以上が飛来していたこともあった。
また、ミクロ蛾は上記の他は殆ど見かけなかった。
今年は山間部でもミクロが少なかった。
今シーズン通じて感じたことは、各昆虫の減少が激しいこと。
原因は色々あるだろうが、各個体群の基礎体力の低下に乗じた何者か
の仕業ではないかと感じている。何者かはわからないが、目に見えない
ミクロなものなのかもしれない。昆虫は一度に多くの子孫を残すが、
母体を何らかの手段で生殖不可にしてしまうと根絶されてしまう。
外灯巡りもさえない一年だったが、外灯で得られる蛾が少ないのは、
節電に伴う常夜灯の減少、光源の変化(例えば紫外線の少ないタイプ
・・・特に最近の自販機がそうだ)などが原因であると思われる。
前置きが長くなったが、昨年11月からの一年間自宅に飛来した蛾を
まとめることにした。
上段左
ヨトウガ 個体数は少ないが、初夏と初秋に飛来する。
上段右
オオアカキリバ 秋口に飛来。山でも見かけることは少ない。
下段左から
キノカワガ 時々飛来する
クロクモヤガ
ゴマダラキコケガ 晩夏に飛来
フタスジシマメイガ 発生期に若干数が飛来した
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下写真上段左から
クロモンキノメイガ 10月下旬頃発生のピークに飛来した
ハマキ類(忘れた)
マエモンクロヒロズコガ
モンシロドクガ 発生期に比較的よく見かける
中段
トビイロトラガ 発生期に割と見かける
ウスバフユシャク クリスマスの頃から1月頃に稀に飛来
ノシメマダラメイガ
シバツトガ
下段
キマエキリガ 2シーズン続けて1個体ずつ飛来。山間部では秋の蛾だが
低地では11~12月に出るようだ。これは正月1月3日に飛来した目出度い蛾。
シロスジツマキリヨトウ
ウスチャヤガ
カブラヤガ たまに飛来する
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下写真上段
ナカグロクチバ 初見の種。北上中の種と思われる。
ヒメミズメイガ 発生期によく飛来する
中段
マエアカスカシノメイガ 時々飛来する。
トビスジヒメナミシャク
下段
ヒメトガリノメイガ
カシノシマメイガ
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上段
コスズメ 夏の初めによく見かける
セスジスズメ 付近で稀に見かけるが、自宅飛来確認はこれが初めて
下段
チャオビヨトウ 割とよく見かけた
ツマジロエダシャク 10月後半頃。年に一度は見かける感じ。
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下写真上段
シマケンモン 自宅へは初飛来。
ウチジロマイマイ 近所で定期的に発生しているようだ。
カバイロトガリメイガ 発生時期によく飛来していた
スギタニモンキリガの仲間 キマエキリガと同様、低地では晩秋から初冬の蛾であるようだ。
これも1月1日の夜に自宅に飛来した目出度い蛾。
中段
アシブトクチバ 自宅へは初飛来。
オビベニヒメシャク 小さな蛾なので結構見逃しているかもしれないが自宅へは初。
下段
ウスイロオオエダシャク 自宅へは初飛来
クロスジカギバ 自宅へは数回飛来している。
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尚、今年はまだ二ヶ月残しているので、昨年の11月からの蛾相を拾ってみると、
2007.11.5 アオアツバ(初飛来)
11.7 チャハマキ
12.4 キバラモクメキリガ
がある。
2008年中、今日まで自宅でその他に確認出来た蛾は、
エグリヅマエダシャク
チャドクガ
アブラクサス
ホソオビアシブトクチバ
オオバコヤガ
ナカジロシタバ
スジキリヨトウ
シロモンオビヨトウ
ハスモンヨトウ
スギドクガ
ヒメシロモンドクガ
ブドウトリバ
といったメンバーだった。
その中で割とよく見かける印象のあるのは、エグリヅマエダシャク、スジキリヨトウなど。
記録には残してないが、夏にモンクロシャチホコが今年も多かったような気がする。
他にも若干見逃していたり忘れているのもいるだろう。
年間を通じて最も蛾が多く飛来したのは6月上旬だった。
1日に10種以上が飛来していたこともあった。
また、ミクロ蛾は上記の他は殆ど見かけなかった。
今年は山間部でもミクロが少なかった。