【愛だけが現実】~ゆるし、奇跡、あがない~
ひろちゃん(大内博先生)のお別れ会のとき、
こちらでは光の国への壮行会で、
光の国では凱旋パレードと、
ふたつの式典が同時進行されていました。
そのとき私の胸にしっかりと刻み込まれたのは、
『愛だけが現実』
と墓碑に刻まれた言葉でした。
この言葉をひろちゃんから継承されたと思いました。
そして、このときから、
『愛だけが現実』が私の生きる主題となりました。
ですから、
『愛だけが現実~ミラクルベイビー誕生物語~』は、
ひろちゃんから継承された想いを
ひとつの形にした結晶だと思います。
妻が娘を身ごもったとき、
その尋常ではないつわりを見て、
「私は自分のすべてをもって最後まで守り支える」
という決断をし、コミットメントしました。
神様にそう誓いました。
それは、
「何が起きても逃げ出さず、最後までそばに寄り添う」
ということでした。
その日から雨が降っても、
雪が降っても、
台風が来ても、
地震が来ても、
一日も休むことなく病院へ通いました。
パジャマがすり切れそうなほど
背中をさすりました。
大学病院へ救急車で転院するときは、
天使の大護衛団が守ってくれました。
東日本大地震のときは自転車で駆けつけ、
揺れる病棟で手を握り続けました。
29週で分娩室に入ったときは、
「生命の贈り物」の祈りを唱えました。
原因不明の大出血で緊急帝王切開のときは、
ひとり暗い廊下で待ち続けました。
そして、ミラクルベイビーの誕生。
しかし、妻は手術室からあらわれず
執刀医から衝撃の言葉。
即断しなければならない私。
絶体絶命の大ピンチ!
そのとき、ひろちゃんの声が聞こえてきました。
「みのるさん、これもまたゆるしなんだねぇ」
私を見てニコニコ笑っています。
何度この言葉に救われたことでしょう。
これはゆるしと奇跡とあがないの物語なのです。
聖霊の導きに感謝します。
ハレルヤ!
(写真:大内先生の墓碑 お別れ会の日の太陽と富士山)