しとりん入院日記（11/2）

昨日は久しぶりに朝から体験農園へ行きました。


すっかり秋野菜の手入れが遅くなっていました。


それぞれの野菜にかけていた寒冷紗を取り外すと、


青々としたブロッコリー、カリフラワー、白菜、カブ、春菊、大根が現れました。


カブ、春菊は十分に大きくなっていましたので収穫し、


白菜、大根を間引きし、すっきりさせました。


出遅れていた人参は他の区画よりも大きくなって、


「いつでも収穫OKよ！」と言っていました。


そして、新たに小松菜、ほうれん草、水菜の種まきをしました。


これが今年最後の種まきです。


最後に長ネギを２本だけ収穫して帰り支度を始めて携帯を見ると、


しとりんからメールが届いていました。


『今日はアイスやプリン、ゼリーなど食べてみようと思うので、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　来る時に買って来てください。早く来てね』


時計を見ると、すでに１時をまわっていて、（急がねば！）と車を走らせました。



でも（腹がへったなあ）とお腹がペコペコになっていたのに気づき、


シャワーを浴び、泥だらけのジーンズを洗濯し、


野菜たっぷりのベジラーメンを食べ、急いで車に乗り込みました。


病院に着いて隣りのコンビニに寄ってアイスとプリンを買っていると、


『今日は来ないの？』と、しとりんからメールが来ました。


「今すぐ、行くよ」と返信し病室へ行くと、元気な表情で迎えてくれました。


「今日も昨日と同じで、つわりがひどくないの」と言い、


さっそくバニラアイスをゆっくりと食べ始めていました。


小さなスプーン４杯だけ口に入れると、


「これで少し様子を見る」と言うので冷蔵庫に仕舞いました。


看護師さんが来て、私の姿を見て、「あら、良かったわね」とニコニコして言いました。


一進一退の病状が少しずつ良い方向へ向かっているの感じ、ほっとしました。


少し気分が良くなってくると、お喋りが多くなって、


「家で何食べているの？」と私の食生活を心配できるようになってきました。


今朝の畑仕事を話すと、「これはこうやって調理するといいよ」とあれこれ説明してくれ、


「これぐらい出来るでしょう？」と妙なプレッシャーをかけられました。


私は朝からの畑仕事の疲れが出て来たのか、すごく眠ってなって長いすに横になりました。


すると、「いびきがうるさいよ！」と叱られました。


まあ、叱るほど元気になってきたということで良かったです。