光のみちしるべ ~愛だけが現実~

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しとりん入院日記(11/27)病室移動

2010年11月28日 08時05分56秒 | スピリチャル

 

午後1時から瞑想会を始める直前に、2件のメールが入ってきました。

ひとつはしとりんが病室を移動したというものと、もうひとつは訃報でした。

訃報とは、みちしるべが小規模多機能ホーム時代であったときのご利用者さんが、

昨日(26日)に亡くなられた、という知らせでした。

知らせてくれたのは当時のケアスタッフでした。

 

ご利用者さんは男性(Kさん)70歳代のアルツハイマー型認知症の方でした。

13年前に発症したので50代で若年性のアルツハイマー病にかかったことになります。

Kさんは しとりん ととっても仲良しでしたので、

まるでボーイフレンドとガールフレンドのような仲でした。

 

瞑想会が終わってからすぐにしとりんの面会に行きました。

病室が変更し、新しい部屋に入ってみると、

前の病室より広く明るく気持ちのよい部屋でした。

「良い部屋で良かったね」と話しました。

午前中に点滴の針交換の間にシャワーを浴びてぐったりしているとこに、

突然お部屋を移ってほしいとのことだったそうです。

「看護助手さんが、取り合えず荷物を運んでくれたのだけど整理してないの」

と言うので、さっそく荷物をきちんと整理して使いやすいようにしました。

そしてKさんが亡くなられたことを伝えました。

すぐにしとりんは泣き出してしまいました。

それほど強い信頼関係で結ばれていて、

スタッフ(しとりんは相談員)と利用者という関係を超越していました。

当時のKさんを受け容れられる事業所はみちしるべしかなく、

他のデイサービスへ行っても、

「ここは僕のいるところじゃない!」と途中で怒って帰られてしまうのでした。

「kさんは逝ってしまったけど、私のお腹には新しい命がいるのね」

としみじみ話していました。

 

「あ、荷物がひとつだけ前の病室に忘れているね」

と気づきました。

「看護師さんに言って取ってきてくれるように頼んでくるね」

とナースステーションへ行きました。

婦長さんが取りに行ってくださいました。

「じつはね、死産だった方がいて、1番奥の病室に変更したの。それでしとりんさんに変わってもらったんです」

ということを話されました。

天寿をまっとうされた方の死と、

生まれてくることなく天に帰られた赤ちゃんの死と、

同時に二つの訃報を聞いた日でした。

 



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