朝から忙しい日でした。
しとりんの車を点検に出し、
オファーを受けている施設までレポートを提出に行きました。
推薦してくれているスタッフの方と1時間ほどお話し、
それからすぐ車の引き取りに戻り、
今度は畑ボランティアを行っているデイサービスへ、
ギターを持って歌をうたいに行きました。
歌った曲は1曲のみ。
なかなか好評でした。(と思う)
そしてしとりんが待つ病院へ急いで行くと、もう4時半を過ぎていました。
すぐ外泊期間をいつからいつまでにするかを話し合いました。
その結果、大晦日から新年3日までとしました。
外泊届けに記入し、主任看護師さんへ渡しました。
すると、しとりんが大粒の涙をこぼしながら、
「もう、お家に帰りたい。お家に帰りたい。帰りたいよ」
と何度も言いました。
「うん、帰ろう。帰ろう」
「外泊がうまくいったら、すぐ退院してもいい?」
「うん、そうしよう。外泊がうまくいったら退院しよう」
「もう2ヶ月も家に帰っていないんだよ」
「そうだな、もう2ヶ月だな。よく頑張ったよ。十分すぎるくらい頑張ったよ」
そう言うと、また涙をポロポロこぼしました。
そして、歩く訓練と言って、2人で1階の売店まで行きました。
しとりんはピノというアイスクリームを買いました。
病室に戻ると「疲れたぁ」言いながら、ほとんど食べてしまいました。
「これだけで150キロカロリーぐらい摂ったね」と嬉しそうでした。
早く帰ろうね。
一日も早く帰ろうね。
お腹の赤ちゃんと一緒に帰ろうね。
3人で帰ろうね。
皆様のお祈りに心から感謝します。
外泊の日時が決まりました。
二人で年末年始を過ごせることが夢のようです。
いえ、もう3人ですね。
これからもお祈りをよろしくお願いします。
本当にありがとうございます。
皆様、よいお年をお迎えください。