シェーグレン症候群の薬剤師

シェーグレン症候群を患っている薬剤師のブログです。
病気の事、生活のこと、メモしています。

むかつき話とジェネリックとママゴン

2015-04-18 22:48:16 | 薬局での事
もう一つ愚痴・
これは超むかつきました。
耳鼻科の先生はメーカー指定で変更不可で薬を処方をしてきます。それもどうかとは思いますが先生の方針なので従わなければいけません。そのまま調剤をして渡しました。先発品でないのはなぜか?取り替えて欲しいとの連絡が入りました。薬局で勝手にしたので、家まで持ってきて欲しいとのこと。うるさいので届けました。ご希望があればぜひ受付で言ってくださいね。と話したら薬局でジェネリックを確認しないのは違反だから保健所に通報すると騒いでいます。どうしてここまでごねるのかわかりません。こんな親に育てられた子供は本当に不幸で可愛そうですね。

もう一つ・
30台の娘の薬の一つがジェネリックであった。アセトアミノフェンのカロナール。先発も後発もないような薬です。
親から怒りの電話がありました。「何故勝手にジェニリックにしたのか。娘はもう飲んでしまった。どうしてくれるか。先生に言いつけて問題にしてやる。」とすごい剣幕。娘は大手の会社務めのたぶん正常な人です。「先生の処方どおりなんですよ。」と説明しても納得いかず、先生のところにいいに行ったそうです。先生に笑われて納得したのかどうか・・・・???

もう一つ・
メンタルにかかる子供30代男性・・もう子供ではないが。今日始めての受診で薬がでました。名前を呼ぶとお母さんが出てきて、本人もでてきました。お母さんが前面にでてきたので、本人に向かって質問と説明をしようとしたら、にらまれました。本人は普通に答えて、わかりました。ありがとうございます。と丁寧に笑顔でお辞儀をしてくれました。
なんでもかんでも親がやるんだよね。薬くらい自分で受け取らせなければだめだよ。

こんな親ばかりで日本の将来は危うい

もう病院に来る必要はないといわれた患者さん

2015-04-18 22:21:09 | 薬局での事
シェーグレン症候群の薬剤師の薬局での出来事と感じたこと
89歳の女性の患者さん。しっかりとお話をします。骨粗しょう症の治療を小中規模の病院にかよってしていました。ボナロンとビタミンDとカルシウム剤・・・良くある骨粗しょう症の治療です。
その患者さんが「先生がもう来なくて良いといったのですが、薬は飲んだほうがよいのですか?来なくて良いというのはどうしてなのでしょうか?」と何回も電話までかけてきて聞きます。先生はもう90歳だから治療してもしなくてもよい。ということだと推測できるのですが、本人はそうは思っていないので難しいです。今回もらった薬が終わるまでのんでください。と答えましたが・・・・・・。
人間歳をとれば健康な身体は衰えます。それが病気と判断するのか、自然なことと判断するのは誰がするのでしょうか。私は自分では老化は病気ではないので・・・なるべくそのままで過ごしたいと思うようになっています。歳をとらなければその不安はわかりません。しかし、毎日薬局で過ごしていると、老いを病気ととらえて、納得しない人が多いです。そのことが不幸の始まりのような気がしてなりません。

肺炎の予防接種を5年前にしたのでちょうど5年すぎたからもう一度うった70台のご婦人。そしたら腕が上がらなくなって救急車を呼んで夜中に病院にいった。そしたら先生に「夜中は死にそうな人が来るところ。貴方みたいな歩ける人がきては困る」とおこられたと嘆いていました。「二度目なので反応がきっと強く出ただけですよ。」と話したら、納得したようでした。先生の気持ちもわかるし、もうちょっとでも身体に違いがあると病院めぐりする人・・・・
やっぱり医療費が安いのでこんな風になってしまったのだとつくづく思います。