
冬至前後だと東側に開けている撮影地に限定されているので苦慮します。この撮影地も東側に木立があり陽が当たるかヒヤヒヤでした。 23,12,08 07:39頃 東武日光線東武金崎―楡木 回6101列車 Canon EOS R6 MarkⅡ
過日、東武日光線板荷の築堤と下小代の築堤が綺麗に刈られて撮影しやすくなったと情報をいただいたものの、同じ東武でも野田線の8111Fの撮影が中心になってしまい、なかなか撮影に出撃する機会がなかったものの、最近になって沿線の騒ぎ抑制のためか運用に入りにくくなった上に8111Fの前後に珍毛なヘッドマークが付いたと言うので少し熱も冷め、それではと東武日光線撮影へと向かうことにしました。

半逆光でボディーをキラキラ輝かせながら100系スペーシアDRC塗装編成が通過していきます。このアングルは草がボウボウでは様になりません。こんな綺麗な築堤整備はありがたい限りです。 23,12,08 09:42頃 東武日光線下小代-板荷 1114列車”きぬ114号” Canon EOS R6 MarkⅡ
08日は夜中に眼が醒めたので、そのまま起きてシャワーを浴びて出撃!圏央道海老名ICから北上して桶川・加納ICで降り、そこからは埼玉大橋・栃木市内経由でひたすら一般道を走り、まずはお目当ての楡木駅付近に07時前に到着。ここで陽の出直後の瑞々しい光線の中、100系スペーシアDRC塗装編成を撮影。その後は板荷ー下小代間に移動して一日のんびり、あっち行ったらこっちにいったりと天気も味方し楽しんで撮影が出来て大満足。ちなみに目的だった板荷の築堤は保線作業されており、撮影に支障がある上にいつも駐車する路側帯も保線の方がたのトラックやバンが駐車していて、お邪魔になるのでこの日は潔う諦めました。

まさかこの日、蒸気機関車を撮影するとは思いもしませんでした。客車に影が出てしまいましたが陽が当たり撮れるは思っていませんでしたのでラッキーでした。 23,12,08 15:34頃 東武鬼怒川線大桑―大向 6列車 (PS コントラスト補正) Canon EOS R6 MarkⅡ
そして最後に何を思ったのか鬼怒川線大向ー大桑間のお立ち台に行って見る気になり、行ってみて現地についてから時刻表を見ると〝大樹〝の運転日であることに気づきましたがお立ち台には私以外に誰もいません。〝どうして???〝・・・きっと冬至近くの日没が早い時期で〝大樹〝通過時刻には太陽は山影に落ちるからみなさん撮るのを諦め、そのために誰もいないのだろうと決めつけていたら、なんと陽没ギリギリのところで〝大樹〝が通過。客車は影落ちしましたがC11と後ろのDE10はエロ光に輝き、ほんの01時間前は蒸気機関車を撮るなんて考えてもいないためにとんでもない興奮を味わいました。
100系スペーシアDRC塗装編成を撮りに来たのに蒸気機関車の撮影でテンションアゲアゲになると言う不思議な気分で一日の撮影を終了です。このまま帰宅しても良かったのですが、翌日の09日は高気圧が張り出して福島会津地方も晴れ予報だったので、天気予報につられて国道121号線を北上する事に。途中、湯西川温泉の立ち寄りの湯で汗を流し、さらに北上。
20時前に会津坂下駅に到着したらとんでもない濃霧で運転もままならない程。これでは明日もいつ頃からが晴れるか楽観は出来ません。かつて旧型客車や50系客車を追い掛けて磐越西線へ向かい、濃霧で音だけ聞いて帰った悪夢が蘇ってきて意気消沈。本当にテンションただ下がりです。とりあえず睡魔に襲われ会津坂下のセブンイレブンでレモンサワーを買込み車内で呑んで、毛布に包まり仮眠する事に。

驚いたことに12月04日(月)~08(金)まで会津坂下―只見間は全面運休だったそうで、現地に行って初めて知りました。調べるとホームページに小さく告知されているだけで知らないで撮影に行ったらとかでもないダメージを受けたと思われます。この列車も会津坂下駅止まりで只見駅まで代行バスでの運行のため乗車していた乗客すべてが下車するため、朝の様な光景が撮影出来ました。なお、余談ながら会津坂下駅構内の跨線橋は工事のために通行出来ませんのでご注意ください。 23,12,08 20:20頃 会津坂下 435D (PS コントラスト補正) Canon EOS R6 MarkⅡ