この湘南色のE217系は東海道線がE231系化されたと同時に113系との不足する編成数を補うために鎌倉総合車両センター(現:鎌倉車両センター)から国府津車両センターに15両編成3本が転属となり分割・併合なしの終日15両編成で今も運転されています。
初めて湘南色のE217系を見た印象は「スカ色より似合う!」と思いました。それ以降、気にはなっていたのですがいざ撮るとまで行かず、時だけが過ぎてしまっていました。ところが最近、湘南色のE217系が1本鎌倉車両センターに戻り、その不足分をE233系の初の湘南色の近郊型が新製させて投入とのニュースが入ってきました。このニュースを聞いた時、ぐずぐずしていると湘南色のE217系がなくなってしまうかも?と思い、今日の撮影に至ったわけです。
アケ番の眠さを抑えて新子安に到着するとちゃんとE217系狙いの鉄ちゃんが居ました。みんな考える事は一緒の様です。
ところで、一昔は撮り初めと言えば、高尾臨のDD51か成田臨のEF58と相場が決まっていたのですが、いつからかそんな恒例行事も昔話になってしまって、本当に寂しい限りです。
北関東の北風の中で凍えるようにして八高線竹沢や明覚でDD51を待ったこと。夜が明ける前というより、一番列車が来る前に済ませないといけないといって真っ暗闇の中、築堤の草を刈っていて、ふと後ろを振り返ると白々と夜が明けだした成田線木下等、懐かしい思い出です。
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東海道線を西下するE217系3755M おりしも京浜東北線の南行をE233系(101編成)が追っかけてきました。撮影後はこのE233系に乗ったのは言うまでもありません。中央線でE233系に乗ったことがなかったので、今日初めてE233系に乗った事になります。209系登場時に”走るんです!”と揶揄されたJR東日本の新製電車もE233系に至って、それなりの装いを持ち、貧疎さが消えた気がします。 08,01,04 新子安 Canon40D