
現役当時活躍していたDL4両がエンジンを始動出来る状態で保存されていると言うのは奇跡に近いものがあります。この感動は保存会や小坂鉄道OBの方々の献身的な活動の賜物と言って過言ではないと思います。 13,06,08 旧小坂鉄道小坂駅公開 16:02頃 Canon EOS7D
08~09日は09年04月に廃止となったものの地元自治体や保存会の地道な活動のおかげで、当時の姿をそのまま今に伝えている旧小坂鉄道小坂駅が公開されると言うのでひだ号君と伺ってまいりました。
小坂鉄道廃止後、秋田県は小坂鉄道を大館と小坂までを結ぶ観光鉄道として再生させる計画を立てて旧小坂鉄道は沿線の軌道や駅設備は撤去されず、そのままとして今に至り、そのおかげで今も沿線は当時の姿を多く残しています。それとは別に小坂鉄道保存会準備室が立ち上げられ小坂鉄道小坂駅を中心に駅、車両の保存活動を続けてきました。そして今回、町のバックアップもあり今年10月に小坂レールパークとして小坂駅をプレオープンする目途が立ち、8~9日の小坂町アカシヤ祭りに合わせて小坂駅を公開する事になると言う情報を得て、懐かしい小坂駅とDD13タイプのDLの撮影が出来ると出撃した次第です。

当初は15時までの公開でしたが、来場者が絶えず急遽、公開時間を延長して対応していました。おかげで、どんどんエロエロ光線になっていき、私とびだ号君はヒートアップ!!! 13,06,08 旧小坂鉄道小坂駅公開 15:26頃 Canon EOS7D

保存会の代表を務められている千葉裕之さんです。青抑解様と同じ会社で、職場も至近距離にあったとの事で、当然の様にお互い面識はあるそうです。 13,06,08 旧小坂鉄道小坂駅公開 14:51頃 Canon EOS7D
この時期、梅雨のはしりの時期でもあり天候には不安もありましたが、2日間もあればいずれかの日に太陽は見えるだろうし、例え雲が多くても条件の良い時にシャッターを押せば良いと言う”停まり”の都合よさもあり、リスクは少ないと踏んで計画を立てましたが、天気予報とは異なり8日は午後から快晴になったものの、09日は終日天候に恵まれませんでしたが、当初の目論見どおり1日は好天で撮影が出来て初期の目的は達成できました。更に2日間共、DMF31Sのノーマルエンジン音を耳にして楽しめたのが何よりの収穫でした。

↑↓今回の公開で一般の方向けにはトロッコ車両と称する保守用車の体験乗車があり、人気を博していました。見ているとトロッコに喜んで乗る子供もいれば、怖がって泣き出す子供もいてなかなか興味深いものがありました。 13,06,08 旧小坂鉄道小坂駅公開 ↑14:05頃 ↓15:23頃 Canon EOS7D

現在、小坂駅はDLなどの車両や駅舎などは小坂製錬から町に譲渡され、土地以外は町が所有(土地は小坂精錬が所有?)し、今回の公開を機に保存準備室から保存会となり、その保存会は運営を町指定管理者に想定された小坂まちづくり株式会社から運営を委託される予定となっています。10月にはプレオープンが出来るように準備を進めているとの事で、町の郷土資料館に保存されているDCやナロー時代の蒸機と客車も小坂駅構内に搬入して公開する計画があるそうです。またDCに関しては現在、小坂駅構内の車庫に保管されている1両とともにエンジンを整備して出来れば動態保存、悪くてもDLで牽引させる客車代用として整備する方向で検討中だそうです。そして期日は決定していませんが近い将来、グランドオープンを目指して行きたいと、保存会代表の千葉裕之さんは眼を輝かせていました。

小坂駅から程近い、町の郷土資料館に保存されている車両もいずれは小坂駅構内の戻して、保存する計画だそうで大変に楽しみです。 13,06,08 小坂町郷土資料館駅 16:32頃 Canon EOS7D

小坂駅で保存されているのはDLばかりではなく、現役当時の閉塞器も大切に保存されているのが特筆されます。特に右側の大同信号製閉塞器はほとんど現存するものがなく、これが見れるだけでも幸せ!と閉塞器マニアのひだ号君が興奮していました(彼は寿司屋近くのパン屋のオバサンに紹介された女性より、この青い箱に性的興奮をおぼえるそうです・・・)。なお、この大同信号製の閉塞器は旅客営業時代に夜間、茂内駅が無人となるために小坂駅と大館駅とで併合閉塞を施行したときのみ使用される閉塞器で今ではその使用方を知っている人は小坂鉄道OBの方でも皆無だそうです。 13,06,09 旧小坂鉄道小坂駅公開 閉塞器 10:39頃 Canon EOS7D
なお、保存会では財政的に支援していただけるサポート会員を募集するそうで、皆様のご協力をお願いいたします
問い合わせは町観光産業課(0186・29・3908)