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残念ながら薄曇で9015レは釜谷を通過していきました。いくら非電化のDFが本命とは言えEHも晴れれば100点近い評価になったのでしょうがぁ?・・・釜谷でこんなに鉄ちゃんが集結するのはこれが最初で最後ではないでしょうか? 16,08,07 釜谷 9015レ 後追い 06:17頃 Canon EOS7D
函館のフェリー埠頭に到着したのが00:30でした。すぐさま釜谷駅構内の撮影地に向かいます。前回のカシオペアクルーズ撮影の際に釜谷のベストポジションは前夜でも確保出来なかったと言う話を聞いていたのでフェリーを降りたらまずは場所取りの置脚をして少しでも良い撮影ポイントの確保する必要だと判断したからでした。私たちが釜谷駅前に到着した時点で駅前には20台以上の自動車が駐車していてベストポジションと思われる場所には置脚がすでに30本以上立っていました。もともとへそ曲がりの私の事なのでベストポジションから離れた場所に三脚を立てる事にしました。ただ真っ暗なために微妙な位置決めが出来ず、とりあえずは勘で三脚を立てる事にしてすぐに仮眠しました。夜中の間も鉄ちゃんがやってきて明るくなる駅前周辺に駐車している車は50台近くになり鉄ちゃんの数も夜中より明らかに多くなっていました。
明るくなってきたので5時過ぎにカメラをセットする事にします。周辺は劇パしていますが雰囲気は和気あいあいでアブがまとわりつく鉄ちゃんには虫除けスプレーを掛けてあげると丁寧に礼を言われかえってこちっちが恐縮する程でした。
肝心の9015レですが夜中は星がきれいに見え、朝はきれいなご来光が望めたにも関わらず霧雲が出て残念ながら薄曇で通過していってしまいました。DFメインでやって来たとは言え、やはりEHも納得の撮影がしたいと思うのは鉄ちゃんから誰でも同じだと思います。そのため急遽、予定を変更して五稜郭駅構内でEH牽引の9015レの入線を撮影する事にしました。
北海道の早朝ですから道路の流れは早く五稜郭駅には9015レ到着10分前には到着出来ました。五稜郭まで追い掛けた甲斐がありここでは晴れてEHが撮影出来てまずは納得する事が出来ました。
急いでカメラを撤収し五稜郭から大沼へ移動します。仁山ー大沼の大沼湖畔付近の撮影地はすでに黒山の人で手持ちで構えても無理な状況でした。私たちはあえてこの激パの中には入らずあらかじめ目星をつけていた大沼駅ホーム端でカメラをセットすることにしました。
五稜郭から列番を9027レに変えたカシオペアクルーズは大沼駅でしばらく停車します。そのために側線に入るので撮影には適しているのでホーム端で撮影する事にしました。9027レの大沼駅到着が08:02でしたので気温も上がり天気も安定しバリ晴でカシオペアクルーズを撮影する事が出来ました。
カシオペアクルーズは大沼駅で3時間程度停車します。その間、出撃した鉄ちゃん達が代わる代わる駅にやって来てはスナップを撮影して行きます。この時間帯は日頃ご無沙汰している方とのひとときの交流の場になってました。この日も先日、大役を退いた都庁の大先生や最近、東京駅フォトグラファーとして活躍しているSさん、あるいはカシオペアなどミーハーな被写体は撮影しないとばかり思っていたIさん等の顔ぶれが揃い暫し談笑する機会を得る事が出来ました。
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釜谷駅で満足できなかったので五稜郭駅まで追っ掛けてやっとEHの晴カットが撮影出来ました。カメラを仕舞っていると背後から”おはようございす!”と聞きなれた声。振り向くと職場のA君でした。思わず”この繁忙期に休んでないで仕事しろよぉ!”と言うと”そのお言葉、そのままお返しします!”と言われてしまいました。なんだかなぁ・・・!(*_*) 16,08,07 五稜郭 9015レ 07:04頃 Canon EOS7D
大沼駅でカシオペアクルーズは3時間程度停車した後、11:22に発車します。最初は鉄ちゃんがたむろしていた大沼駅ホームも1時間もすると鉄ちゃんの姿も少なくなってきました。我々もまだまだ時間的余裕はありましたが余裕をもって移動する事にしました。9027レは赤井川で少し停車する他は無停車で洞爺駅に13:52到着します。なるべく洞爺駅に近く、光線状態が良い撮影地と言うことで礼文駅で通過を撮影することにします。さすがにこんな場所で撮影する鉄ちゃんなど皆無で私たちだけでゆっくり撮影が出来ました。
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思いかけず二代目FORSTERで黄金まで走りました。黄金駅では時間がなかったので礼文駅で記念撮影をしました。 16,08,07 礼文駅 12:18頃 iPhone5 カメラ機能にて撮影
思い描いていた通りカシオペアクルーズをバリ晴で撮影出来て気を良くして更に追っ掛けを敢行します。9027レは洞爺駅で20分間停車するので豊浦ICから室蘭西ICまで道央道に乗り9027レを追い抜こうと言う魂胆です。一般の車と同じ流れで走っても撮影地として選んだ黄金駅北側のアウトカーブの撮影地に列車通過20分前には到着か出来て、藪を切り開いて撮影地を開拓する余裕がありました。
そして9027レは半逆光で車体をギラギラ輝かせて通過して行きました。もしかすると私にとって最後の特急寝台客レになるかもしれません。それだけに走り行くカシオペアを感慨深げに眺めてしまいました。
さて、ここで北海道の撮影は終了です。予約した青函フェリーは函館フェリー埠頭を20:30発で゛20時までにはフェリー埠頭に来てください゛と言われていました。黄金駅を15時前に出発すれば途中、ゆっくり風呂に入って一日の充実した汗を流したとしても一般道でマニアうと思って走り始めたものの走っているとそれはなかなかキツい事がわかり豊浦ICから大沼公園ICまで高速を使う事にしました。そのお陰で函館郊外でゆっくり風呂に入れ、余裕でフェリー埠頭に到着出来、フェリー埠頭では乗船待ちの列に列び夕食を済ませました。しかし滞在時間が20時間と慌ただしいとは言え食事は全てセブンイレブンと言うのも少し寂しい気もしましたが飯を食いに来たのではなく撮影に来たのだから致し方ない事だったと自分に納得させた次第です。
フェリーの船内で往路同様、カーペットに横になると一瞬で眠りに入り気がついたら青森入港直前でした。
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大沼駅での停車時間で先回りしました。なるべく太陽が傾いた場所で、また光線状態が適した場所で撮影するために礼文駅を選んでみました。さすがにここで撮影していたのは私たちだけでした。 16,08,07 礼文 9027レ 13:37頃 Canon EOS7D