長野電鉄の撮影地近くの信州中野ICから上信越道と北陸道で糸魚川ICまでは100キロ弱の距離でETC通勤割引にもってこいの距離です。さらに今回は美抑解様・那須啓さんと3人での出撃なので料金負担も1/3で済むので一同異議なしで上越道に乗る事にしました。
早朝からの撮影だったので腹ペコだったので北陸道の名立SAで遅い朝食をと思ったのですが、高速道路のSAの食堂には地場のメニューがなかったので、急遽、名立SA併設の名立ICを降りて国道8号線を西に向かうことにしました。
途中に大きなドライブインがあったので入ってみるものの10時前と言うことで開店前。致し方なくさらに西に進み名立の集落を過ぎたあたりに小さな食堂を見つけ、急停車!それが今回ご紹介する食堂徳市です。
この食堂はトラック便や地元の人相手の食堂らしくラーメンとか揚げ物の定食等のメニューが沢山ありましたが、地元で採れた魚介類のメニューも多く、北陸道をわざわざ降りて8号線を走った甲斐があったと言う物です。

最近、高速道路の発達でこんなトラック食堂もすっかり姿を消してしまったようです。ちなみに食堂の後ろの白いガードレールは今はサイクリングロードになっている旧北陸線線路跡です。ここをD51やC57がひっきりなしに通ったのでしょう。

極めて正しい食堂の雰囲気があり大変に郷愁を感じました。こんな食堂では注文の前に”とりあえず…”と言ってしいそうな雰囲気です。

私が頼んだ刺身定食です。ハマチ・海老・イカと痛風にはいささか悪い献立ですが、美味しいので野暮な事は考えずに頂きました。