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大人の休日パス 秋編 No3

 今朝(6日)は7時過ぎに目覚めました。昨晩は23時過ぎに寝た記憶があるので7時間強は寝たと思います。出発は9時過ぎなのでテレビを見ながら身支度をします。朝食はホテルのサービスでビッフェ形式であると言うので、軽くおにぎりとトン汁を頂きました。
 今日の行程は盛岡9:10-(やまびこ48)-9:48一ノ関9:53-(329D)-11:12気仙沼11:27-(2938D)-13:32小牛田13:38-(1564M)-14:24仙台15:15-(54M)-19:36上野の予定です。


↑↓最近は朝食をサービスで提供するホテルが多くなってきました。ホテルの生き残りのサービスのひとつでしょうが利用者としてはありがたいサービスですが、撮影では極端に早い時間にチェックアウトしてしまうので、その恩恵を受けることはほとんどありません。



 盛岡駅構内の売店で面白いお土産を見つけました。最近は駅構内の売店でもお土産の品揃えも工夫され十分楽しめます。

 ホテルを9時前にチェックアウトして駅向かいます。早起きが出来れば盛岡駅6:05の釜石線に乗って反時計回りで気仙沼まで行けるのですが、その気力はなく安易に東北新幹線の経路を選んでしまいました。
 一ノ関駅に到着して大船渡線に乗り換え様と陸橋を渡っているとDEのホイッスルが聞こえました。目を凝らしていると上野の方角にDE10のホキ工臨が発車していきました。たぶん東北本線の工臨だと思われます。
 大船渡線はキハ100系です。すくさま発車して真滝までのサミットに向かいます。携帯電話でGPSで自分の位置を割り出してiアプリで地図を出すと、あたかも1/5万の地図を持っているように自分の走っている場所がわかります。これはロケハンに使えます。本当に便利な時代になりましたが、そこまでして撮る被写体がなくなったと言うのはなんとも皮肉です。
 大船渡線は昨日(5日)の三陸鉄道の様な事はなく、ゆっくり座る事が出来ます。それでもジジババの姿も見られましたが、そのほとんどが猊鼻渓駅で下車していきました。以前から真滝-陸前松川間の撮影地が取りざたされていましたが大船渡線は全線で撮影に適した場所が点在していることが今回の乗車でわかりました。


 気仙沼駅では大船渡線の交換と気仙沼線の発車待ちで駅は活気にあふれます。キハ100系3連であれば110系の2連の方が良い気がしますが…

 気仙沼で乗り換えです。今回はなぜ気仙沼線に乗ろうかと思ったかと言うと、JR東日本のカレンダーで気仙沼線と海岸線を絡めた写真があり、もしかして好撮影地が点在しているのかな?と思い今回の乗車となりました。
 ロケハンの結果は海岸線を走る区間もあるものの撮影地はほとんどなくカレンダーに出ていた場所も道路から撮った安易な写真だと言うことがわかりました。
 大船渡線は冷房が効いていたのに対して気仙沼線の2938Dは冷房装置はあるものの電源がOFFとなっていて、少し蒸し暑く窓を少し開けていました。昨日の八戸線もそうでしたが窓を開けて乗る列車旅も少なくなっており、窓から入る風が心地よく、それはそれでヨシ!と思えました。
 ロケハンが必要なしとなれば手持ち無沙汰で、これからの行程をもう一度検討してみます。小牛田駅から東北線で単純に仙台へ出るのはあまりにも芸がないと前谷地駅から石巻駅に出て石巻線で仙台へ出れないかと調べてみると、快速には乗れるものの仙台駅に到着するのが15:08と仙台駅で仙石線から常磐線への乗り換え経路が未知ではギリギリになりかねないと諦める事に。では小牛田駅から陸羽東線で古川から東北新幹線で仙台に出る行路は?と調べてみると小牛田4分乗換えで陸羽東線1733Dに乗れ、さらに古川で14:08の56Bに接続することがわかりました。どうせ乗り放題の大人の休日パスですので古川経由に変更することにしました。


 柳津駅では2941Dと交換します。このあたりではかなり天気が好転してきました。

 志津川駅から前谷地・小牛田の区間は2001年10月に運転されたDD51842号機+1号編成によるお召列車撮影で短い間ながら幾度となく通った想い出の場所です。特にお召列車を気合を入れて待ったものの雲にやられた和渕駅の北側を車窓から見て、当日晴れてくれれば良かったのにともう6年も前のことなのに悔やんでしまいました。
 そろそろ前谷地駅というところでトラブルが発生しました。前谷地駅場内に進入した2938Dの車内に突然非常ブザーが鳴り響きます。運転士はブレーキ弁を非常位置へ、制動弁は全排気して前谷地駅場内信号機直下で停止してしまいました。”どうしたんだろう?”と言う会話が周りで聞こえます。しかし何かがあった様子もなく私も周囲を見回していました。
 程なく御婆さんが運転台に駆け寄り運転士に”前谷地で降りようとしてバスと勘違いして、非常ブザーを押してしまった!”と申告してきました。(婆さん!非常ブザーはバスの下車知らせブザーと違い、保護カバーが付いているのにそれを割ってまでも押したの?勘弁してよぉ!)
 事がわかれば早いもので運転士は指令に報告の上、非常ブザーを復帰し運転を再開しました。前谷地駅を5分遅れて到着。前谷地駅員は笑いながら”ご苦労さん!”と敬礼。すぐさま列車は発車しました。

(続く)

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コメント一覧

DT200A
だいりいぐ伊知郎様

ご投稿ありがとうございます。どこかの辛口のBBSで仙石線からの乗換えを赤穂浪士の松の廊下と言われた事を思い出し、躊躇して正解だったようですネ!
だいりいぐ伊知郎
おばんです(^^ゞ、仙石線の仙台駅は地下から長~いエスカレ‐タで地上の跨線橋まで上がって、そこからこれまた長~い跨線橋を歩くのでヘタすると駅を出るだけで5分くらいかかります。それがイヤでワタシは終点のあおば通りまで定期を買ってました。お時間があったら時刻表に付いてる仙台駅の地図でも・・。
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