
雪晴れの南小谷駅を発車する429Dですが、この列車の乗客は数名でした。この日は土曜日なので学生の姿がなかったので平日だとまた少し違った大糸線が見れるのかもしれません。 22,01,22 14:44頃 南小谷 429D Canon EOS1DX MarkⅡ
新型コロナウイルス感染後の経営状態悪化に伴い大糸線のうちJR西日本管轄の南小谷―糸魚川間の廃止問題が沿線自治体と協議に入ったと報道されています。
以前より輸送密度がけして高くない線区でしたが沿線の国道の未整備もありその存在意義を認めて国鉄時代にも廃止問題は出ていませんでした。
しかし、その後国道の整備と過疎化、そして冬のスキーシーズンのシュプール号の運転廃止などの環境の変化で大糸線の経営環境の悪化は顕著になっています。それはJR西日本管轄の南小谷―糸魚川間に限らず信濃大町―南小谷間も同様に(もっと極端な言い方をすれば大糸線全線にも言える事ですが)思えます。

キハ52現役の頃、平日に限定されるものの通勤・通学の光景がありました。いまでもこの光景はつついていると信じたいものですが、聞くところによると現在、根知駅の乗降人員は1人ないしは2人だそうです。 10,01,19 根知 421D Canon EOS50D
先日、大人の休日パス(大休パス)で大糸線を乗り潰ししましたが(もちろん南小谷―糸魚川間は別途乗車券を購入)がキハ52を追い掛けていた時代よりさらに過疎化が進んでいる事が車窓より一目瞭然でした。私の乗った日は前述の通り大休バス利用期間で、さらに土曜日と言う事もあり乗車した糸魚川駅13:23発の大糸線430Dは全区間通して10名程度乗車していましたが、その全員が大休パスを利用した旅行客で地元の方の利用は全く見られませんでした。それだけ地域輸送とはかけ離れた存在になってしまった現在、旅情とか言う感情論を抜きに考えれば大糸線廃止が地元と協議されても何らおかしくはない状態だと推測できます。
また北陸新幹線金沢延伸に伴い北陸線がえちごトキめき鉄道に移管され大糸線だけが孤立状態でJR西日本に託されているのもあまりにも非効率なのは明白です。
まぁ、今から言っても仕方なく、制度的にも無理がありますが北陸新幹線金沢開業を機に大糸線全線をJR東日本に移管して白馬または信濃大町―南小谷の電化設備撤去の上、同区間のDC運転とすればまた違った状況になったかもしれません(この場合当然、特急乗入は白馬または信濃大町までに短縮)。
ただただ廃止反対を言っても新型コロナウイルス感染後の社会体系の変化の中で全国どこのローカル線でもその存続問題が出てくると思いますのでしばらくはその動向を注視していきたいと思っています。
https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/22035
https://news.yahoo.co.jp/articles/9e5f028e5c1ee67ce89a16165b9f4524c32c3550

大糸線キハ52最後の撮影はこのカットでした。狙っていた撮影地ながらの納得いくカットが撮れていなかっただけに、最後の最後で渾身の撮影が出来て、同行いたたいた湘南チサ區様と固い握手をしたことをつい先日の様に覚えています。 10,02,21 北小谷 432D Canon EOS-1v(RDP-Ⅲ) Nikon COOLSCAN ⅣED