かつて訪れた際のつばめ鮨の店内の様子です。岸山さんが鮨を握りながら鉄話に華を咲かせています。店内には常連さんの写真や鉄グッツ、さらにはどこで仕入れたかは定かではありませんがＪＲのポスター等が飾られていて鉄分の濃いお店でした。私にとっては辺鄙な土地ながら岸山さんの人柄で何度か通いました。 ＦＵＪＩＦＩＬＭ ＦｉｎｅＰｉｘ ＡＸ２５０ １０，１２，１８
静岡の鉄ちゃんの集いの場であった清水の”つばめ鮨”。その”つばめ鮨”の大将であった岸山仁さんが昨日、亡くなられました。以前、バイクで鮨を配達中に急に飛び出して来た老婆と接触・転倒し大怪我を負いその日から店は休業。再起不能となってしまいました。それどころか法的に加害者になり大変な思いをされたようです。
少し体調が回復した折に何度か店を再開に向け鮨をにぎる訓練もしたそうですがお歳の事もあり二度と板場には立つ事はありませんのでした。
湘南チサ區様のお父様とは切っても切れない間柄で彼のお家では二代にわたり岸山さんにお世話になった事になります。また、弊社後輩であるひだ号君は岸山さんに孫の様に可愛がってくれてもらってました。彼の撮影した小海線のＤＤ１６の写真は店内の特等席に飾られていたのを見て岸山さんがひだ号君をどんなに可愛がっていたかが窺い知れたものでして。
岸山さんの人懐こい笑顔は人を惹きつけ、和ませてくれる魅力がありましたがあの笑顔が二度と見れないと言う現実はあまりにも悲しく、先日の大日向さんと同様に鉄道を本当に愛している人を亡くし私の心にポッカリと穴が開いた喪失感を味わっています。ここに謹んでご冥福をお祈りするとともに通夜、告別式の日程をお知らせいたします。
葬儀等の日程は、
通夜式：１１月２２日(火)１８時より
静岡市清水区八千代町5-20
静岡心の会市民葬祭ホールしみず。
出 棺：１１月２３日(水)１０時３０分 同ホール。
葬 儀： 同日 １３時より同ホール。
１１月２１日静岡新聞訃報欄に葬儀日程を掲載されるとの事なので、確認して下さい。
