DT200Aの庫 (goo-blg)

40年前の08月 No2 大船駅界隈


 東京地区発着の創臨は原則113系ですが車両不足になると品川客車区の一般型客車(雑客=旧客)で運転されていました。10系客車が多く組み込まれるのが品川客車区の組成の特徴です。けん引機は東京機関区が担当するのが通例でしたが他区のEF58がけん引した例もあります。   76,07,31 大船 8345レ EF58124

 高校時代のバイト先き大船駅が主でした。ふつうのバイトは改札業務の補助なのですが頼んでホームの補助業務をさせもらいました。当時の駅業務と今の駅業務とはほとんど変わっていませんがその中で一番変わったのが人の削減です。当時、大船駅東海道線ホームは列車扱いの助役と東京より階段付近と大阪より階段付近に輸送係が立って3人態勢で列車監視をしていました。これでもいろいろトラブルが発生していたのですから今の1人で列車を出すのは所詮無理があると今も思っています。
 駅のホームでバイトしているとレアな情報がいろいろ入ってきます。今ならFAXと言う便利なものがありますしオンライ化されていればメールと言う情報伝達がありますが当時は損に物がなく模写伝送と言う機械があり、この模写伝送から出てくる情報レア情報そのものでした。異常時などの運用変更から特発臨時列車などの情報伝達はこの模写伝送で行われていました。ただ悲しいかな模写伝送が見れるのはバイトしている時間です。模写伝送から出てくる情報はリアルタイムな情報なので撮影したくてもバイト中でどうしようもありません。そのためEF65P型故障のためEF58けん引の”さくら”など見る鉄に徹してしまったという苦い思い出しかありません。


 EF58を追い掛けた高校生時代、けして忘れる事の出来ない列車がこの荷35レです。一番身近な東海道線を毎日、EF58の重連が走っていたのですから夢の様でした。編成が長すぎてカーブで撮影するとほとんど後部が切れてしまいますがこの大船駅のカーブはかろうじて入るので何度か撮影しています。     76,08,01 大船 荷35 EF5843 TRI-X スキャナー : Nikon COOLSCAN ⅣED

 バイト先でもある大船駅は好撮影地でもありました。今はホームの頭上に駅ビルが建設されすっかり薄暗い駅になってしまいましたが当時はまだまだ田舎の乗換駅と言った感じでよい雰囲気を持ってました。特にホームの東京方はインカーブになっているに見通しが良くブルトレ13両も入る数少ない撮影地でした。


 右のEF5860号機は大船工場入出場の列車で品川ー小田原間を運転されていました。往路は旅客線で運転され大船駅で1時間程度停車します。その間、機関車ごと大船駅の駅員による誘導で大船工場入出線で入場車を解放して出場車を受取る入換をして戻って来たところです。復路は貨物船経由で運転されていましたが時折、工事で貨物線に線閉が掛かると8102レのスジで旅客線を経由して品川に戻っていました。左の列車は東京発静岡行の80系普通列車。今思えば、この列車に乗って静岡までビール片手に乗ってみたかったものです(当時は高校生でのめませんでしたが・・・)。    76,08,04 大船 試6961レと333M

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