駅の周囲は住宅と工場しかなく商店らしきものはありません。駅前にソフトドリンクとタバコの自販機があるだけですが、少し離れた国道には信州蕎麦の専門店や定食屋等があります。こんな場所によそ者が立ち入る事は少ないようで、駅前でのんびりしていると周辺のオバちゃんがこちらを睨めて立ち去り、どこかへ消えたと思ったら代わりに違うオバちゃんがやってきてこちらを怪訝な目で睨みつけて行きました。別に悪いことはしていませんが警察に通報されそうな険悪な雰囲気でした。
ところで、この駅を語るときに忘れてならないのが駅構内が右側通行してう事です。したがって列車交換する場合は右側に入線します。左側通行が定着している日本の鉄道で大駅ならともかく、こんな小さな駅で右側通行と言うのには興味がわきます。この辺は一番下でご紹介する名取レールマガジン編集長ブログの”編集長敬白”で解き明かされています。
↑↓信濃竹原駅舎は現在は老朽化のために駅舎そのものは使用停止となり、ホームへは駅の南側の踏切横の通路から直接入る構造になっていますが、それだけにかなりボロボロでも取り壊されることなくその形を残しています。
↑↓駅舎のすぐ北側にある保線係員の元詰所です。現在でも資材置き場であるとともに、中をのぞくとストーブかせあるので冬季除雪期間は詰所として使用されているようです。
↑↓なんと言っても信濃中野駅を印象付けるのがこの貨物扱所の建物です。りんごやお米を首都圏あるいは中京圏に発送していたのでしょう。また、編集長敬白で知ったのですが、この信濃竹原駅から夜間瀬川沿いの工場まで専用線があったという記録も残っているそうです。貨物扱所は現在では警報機やトングレールの保管場所になっていて、私が見ている間にもトラックがやってきて、資材を持ち出す光景に出くわしました。
貨物扱所の中から駅舎側を望みます。こんな光景を眺めていると遠くからつり掛けモーター音が聞こえて、貨物列車が到着するのではないかと言う妄想にかられてしまいます。 写真はすべて09,12,01 Canon EOS50D
関係ブログ
編集長敬白 05,10,31 ”信濃竹原駅を訪ねる。”
http://rail.hobidas.com/blog/natori/archives/2005/10/post_114.html
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