出発前の天気予報では4日~5日は北海道・東北は天気が恵まれず、時折雨が降るとの予報でした。しかし北海道の天気予報にはことごとく裏切られた経験から最低限の撮影機材(モノクロ装填のフイルムカメラにレンズ2本)をカメラバックに忍ばせて出発しました。
今朝は3時と5時に起きて天気のチェックをしましたが空に星は見えませんでした。しかし、列車までは暇なのでダメ元で函館6:00発のDC乗り”北斗星”(1レ)の撮影に出かけました。函館は完全な曇り空だったものの桔梗まで来ると薄い光が漏れるようになってきました。DCのすぐ後を1レが追ってくるので行っても大沼までです。ロケハンしていて6月にも撮影している七飯で降りることにしました。駅に降りて空を見ると雲がどんどん太陽の方角に迫ってきます。ダメかな?と思って待っていると何とか1レ通過時点で薄日で撮影することが出来ました。
あわてて駅に戻り函館へ出ることにします。折りしも列車は通学列車で座ったボックスの反対側にJKが座っています。携帯メールをしていてもいつの間にか、目はJKの生足に向いてしまいます…笑
函館に戻り、まずは腹ごしらえと言うことで函館朝市内で美味しそうな店を探します。結局は以前に入ったことのある道南食堂に入り、ほっけを定食で注文しました。
満腹で駅に戻るとちょうどスーパー白鳥14号が入線してきました。満腹なので座席に座って程なく寝てしまいました。気がついたら既に北海道を後に、蟹田の手前でした。天気予報では青森は雲時々雨の予報でしたが青森に近づくにつれ天候は回復し、青森到着時点では快晴になっていました。
↑↓以前に行ったことのあるお店にしました。ほっけを定食にしてもらい、ご飯大盛で1,100円は納得です。このお店のどんぶりメニューも迫力がありそうですが定食とどんぶりの二つはとても食べられないので、諦めることにしました。
スーパー白鳥14号は八戸に11:52に到着します。八戸からは八戸線に乗って久慈へ、そして三陸鉄道で宮古へと乗り鉄の予定です。
八戸駅では八戸線のホームに行くと予想外にも3両の列車の座席がほぼ埋まっている状態です。それも老夫婦が多く、こんな列車も”大人の休日パス”の影響が出ているようです。ここから今日の宿泊地の盛岡までは初乗り区間です。特に八戸線は風光明媚な線区で有名なので寝る暇もなく車窓を楽しむ事が出来ます。約2時間の八戸線の旅も終わり久慈駅にあっという間に到着します。到着するとそこには信じられないような光景が繰り広げられていました。狭い三陸鉄道のホームにはあふれんばかりの乗客が競うように私がこれから乗る列車に乗っています。
何でこんな名前の駅名にするのか気が知れません。降りることさえ躊躇してしまいそうです。
以前、新聞の旅行会社の広告に三陸鉄道の旅を楽しむと言うツアーがあるのを見かけたことがあります。そのことは今回の旅行を計画した時点から気にはなっていたのですが座れない事はないだろうと高をくくっていました。しかし現実には座るどみろか、乗る事もままならない状態に途方にくれてしまいました。ホームでは三陸鉄道の社員総出で乗客整理をしていて、発車前には車内に入る事が出来ました。
三陸鉄道の開業からの36型は見た目は変わりないものの幾度となく更新されたみたいで、シートはJRから譲り受けた在来線特急車のシートに更新されていました。
車内では観光列車らしく車内販売もあり、また名所では徐行どころか駅間に停車して運転士が観光案内をする場面もありました。
団体客が途中駅で降車すると車内は静かになり、いつの間にか寝てしまう乗客も見受けられました。
↑↓団体客で混み合う三陸鉄道の車内。そして途中駅で団体客は降車して行きました…なんだぁ、阪急交通旅行社だったんだぁ!
宮古には15:46に到着し、山田線635Dに乗り換えます。この635Dはなんと単行で車内はまたもや満員状態です。仕方なく運転台の後ろで景色を眺めていると国鉄色DCを追っかけて撮影した場所を懐かしく眺める事が出来ました。川内で学生が降車してやっと座る事が出来ましたが、座った瞬間に睡魔に襲われ、気がついたら区界の駅直前でした。
盛岡駅には18:02に定着。ホテルにチェックインして風呂に入り、さっぱりしたところで盛岡名物冷麺を食べようと街を徘徊しました。途中、四川料理より辛いマーボー豆腐の店と言うのを見つけ、志とかけ離れたマーボー豆腐を食べることになってしまいました。
盛岡では冷麺のはずが…でも旨かった!
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