財源(タキ)ナシの重連回送ですので、ありきたりの7:3では様になりません。そのため初めての撮影地であっち行ったり、こっち行ったりしてロケハンを綿密にして、こんな場所を見つけて撮影してみました。 23,10,06 08:39頃 大桑―須原 9089レ(単機) Canon EOS R6 MarkⅡ
北海道の撮影旅行の疲れも完全に取れていない中、北海道出発前にカロンさんからのお誘いをいただいたので05日夜から中央西線(以下、西線と略)のEF641000代の撮影に向かいました。実は所定では西線区間は深夜に(四日市ー)稲沢ー南松本間に運転される6089レが名古屋駅構内リニア建設工事のための作業間合拡大のために、時変がかかり稲沢ー南松本間を9089レとして09月26日〜10月07日(ただし日・月を除)に運転されるとの事。この列車、西線では朝から午前中に走行し、撮影に適していてカロンさんからこの列車を効率的に撮影したいので〝第三代目D型FORESTERを出してくれないか〝とお願いされ、あえて断る理由もなくご一緒させていただく事に。
後ろに貨車がない(財源がない)での撮影はど正面バキューンでパンタグラフ04基を強調して撮るのもひとつの方法です。ちょうど原野駅の南側にそんな場所があったのを記憶していましたので、そこで撮影してみました。 23,10,06 09:37頃 原野―宮ノ越 9089レ(単機) Canon EOS R6 MarkⅡ
05日深夜に出発。諏訪SAで仮眠して明るくなってから行動開始。中央道伊那ICから国道361号で西線沿線に入り撮影する事に。ただ、頭を悩ます事があります。それはせっかく撮影好時間帯に時変されて運転される9089レは線路際の情報だと四日市のプラント故障で灯油の出荷が停止され当該列車は上り列車の機関車送り込みだけのために運転され、当然財源なしでEF641000の重連のみと言う情けない姿で運転されているとの事(この間、四日市から出荷される灯油類の輸送は根岸発の東線経由で代わりに出荷されていたとか?)。これにはお手上げです。一昔前ならカメラを出さないでしょうが被写体枯渇の折、国鉄型原色重連との事で撮らないわけにはいかず、晴れ予報なのに冬型が強く雲が流れてきてヒヤヒヤしながら大桑ー須原→倉本ー上松(寝覚の床)→原野ー宮ノ越と3発撮影しました。このあとは昼過ぎに上る8084レまでEF641000代の列車は無く、それまで引退が決まっている383系〝しなの〝を撮影。昼からになると少し気圧が安定してカロンさんに野尻ー大桑の有名撮影地に連れていってもらい8084レを撮影。そのまま宿に行くのは早過ぎるので美濃坂本ー中津川間のインター裏の撮影地で15時過ぎにやって来る81レと5875レを撮影し、まずは撤収。中津川ICから塩尻ICまで中央道ー長野道でまさに高速ワープ移動。17時には投宿。
ホテル近くの丸亀製麺で夕飯をいただいたあと21時に再び撮影再開。カロンさんのリクエストで夕方に中津川で撮影した81レが南松本駅停車時間に機関車交換され83レに列車番号が変わり(”ヘラ変わり”と言います)篠ノ井駅まで運転されるのを松本駅で撮影したいとの事。塩尻ICから松本ICまで移動。しかし松本駅で83レを待っていると所定ではEF641000代牽引のところブルーサンダー事、EH200牽引で83レがやってきてしまいました。駅にいた若い地元鉄ちゃんに聞くと確かに所定はEF641000であるものの、落ち葉空転対策で来年01月までEH200に運用変更されているとのことでガッカリでしたが、まぁ折角来たので83レ発車までいて、宿には23時前に戻りました。
松本駅で見掛けた光景です。東海区間を走ってきた383系”しなの”なので東海の運転士が降りてくると思ったら、東の運転士が東の運転士との引継ぎでした。たぶん東海と東の運転士の引継ぎは塩尻駅なのかもしれません。となると降りてきた運転士は塩尻―松本間の極めて短い距離だのためにハンドルを握った事になります。 23,10,06 21:56頃 松本 1025M (PS コントラスト修正) Canon EOS R6 MarkⅡ