琴電では撮影地と言える場所は限られていているので撮影の際もセレクトが重要です。ただ、一部の撮影地に集中して住民とのトラブルも発生している印象を受けました。 20,02,23 11:50頃 琴平電鉄羽間―榎井 Canon EOS1DX MarkⅡ
北海道や九州には足繁く通うのに四国は最近、全く行くことはありませんでした。思い起こせば観光を除けば斗賀野のDF50のセメント貨物を撮った以来ですから40年ぶりになるでしょう?
考えてみればそれなりに被写体はあるのですが北海道や九州に眼が行って撮影の機会に恵まれないってのが本音でした。しかし今回、久々に四国へ撮影する機会を得ました。
最近はかなり身体が衰えて来たのでリュック型のカメラバッグを背負っての遠征は出来ない訳ではありませんが、かなりキツくなって来ました。そんな訳で今回はモノクロで残すほどの被写体では無いと割り切ってEOSー1D X MarkⅡと予備にいEOSー7D MarkⅡをショルダー型のカメラバッグに忍ばせ、三脚もスリック製の小型にして出撃となりました。
23日は04:50起床で05:30に家を出て横浜経由で羽田空港行のバスに乗り込みました。三連休の中日の日曜日だったので羽田空港はそれぼど混んでは無いと予想していたら見事は外れて出発ロビーは人でごった返していました。新型コロナウイルス騒動のど真ん中でこんな日に人混みの中に居てもし、私以外の保菌者がいたらひとたまりもないな?なんて思いながら長い列の一番後ろに並び搭乗手続きをしてJAL475便07:45の出発を待ちました。
まずは高松空港へ向かいます。定時の09:15に高松空港に到着。すぐにレンタカーを借りて琴平電鉄沿線へむかいました。今回の撮影ツアーのひとつの目的が琴電のレトロ電車撮影でした。以前から気にはなっていましたがなかなか撮影の機会に恵まれず、その間にレトロ電車の廃車の計画が発表され今回、慌てて撮影の計画を立てた次第です。
琴平電鉄は初訪問で撮影地は全く知識がなく事前に琴平電鉄に訪れる事のある知り合いの鉄ちゃんにレクチャーいただきお勧めいただいた羽間―榎井間に向かいました。撮影地はレトロ電車運転が度々に運転されているので住民の方の眼もあると判断した路駐は避けて線路際の余地に駐車したところ、すぐさま地主らし方が出て来て嫌味たらしく注意されてしまいました。住民の方とのトラブルは避けなければならないために屁理屈を並べられ、一言反撃したかったものの全て飲み込んで車を移動し旧国道の余地に移動することにしました。
なんとか羽間―榎井間でレトロ電車を撮影し、ちょうど昼時なので本場、讃岐うどんをいただいて帰りの列車を狙いに移動する事に。復路は太陽がかなり西に向いての時間なので撮影地が限定されます。地図とストリートビュウを見比べいろいろ調べて綾川ー陶間のロケーションは悪くても線路が東西に走っている区間で撮影することにしました。幸いにも上下列車共に晴ベースで撮影が出来て満足する事が出来ました。当初はこれで撮影を終え、今宵の宿である宇和島へ直行する予定でしたがいろいろ調べていると窪川まで高速があり現地着が16時過ぎとナビで案内され、そんな早く着くなら予土線や土佐くろしお鉄道が撮影出来ると思い進路を高知方面へ変えて移動することにしました。
かつてはひと夜行+普通列車乗継だった高松ー窪川間が3時間で移動出来る事に驚く共に、これじゃ鉄道が寂れていくのもわかる気がするしてきました。
予め若井ー川奥信号所の築堤で撮影しましたが天気も良くまた西に高い山も無いことから日没まで撮影が出来てはるばる250キロを移動した甲斐があったと言うものだとかなり満足してました。
18時前まで撮影をしてから窪川から宇和島まで移動するのが大変です。予想では20時過ぎに宇和島着かな?なんて思ってましたが地元車の流れが北海道並みな早く19時過ぎには宇和島市街地に入り予約していた宇和島駅前のJR系ホテルにチェックインすることが出来ました。
部屋に入るなりすぐにシャワーを浴びて空腹を満たそうと駅前に出るとそこは明らかなゴーストタウンで駅前にチェーン店の居酒屋さえも無く、仕方なくローソンのお弁当を買い込んで部屋で空腹を満たして就寝しました。
ネットを検索すれば撮影地はいろいろ出て来ますがあえて地図とストリートビューを見比べて見つけた撮影地です。最後まで心配だったのが線路際の草ですがここはきれいに刈られていました。 20,02,23 17:05 若井―川奥(信) 4829D Canon EOS1DX MarkⅡ
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