実は彼女がCDでメジャーデビューして今年で10年目を迎えます。俗に10年一昔と言います。彼女盛んに10年の年月の重さについて語っていました。その話を聞いていてつい先日、10年前の自分の写真を見ていろいろ考えさせられた写真があった事を思い出しました。今回はその写真をご紹介したいと思います。
97,06,07 湯谷温泉 8622レ
この写真は飯田線のファミリートロッコ号の写真です。ついこの間までこの列車の存在に感動を憶えませんでしたが昨年、この列車が運転終了となってみるとこんな列車まで廃止にしてしまう今の鉄道会社の効率化に甚だ疑問を持たざるおえなくなりました。
かなりの旧型とは言え莫大な保守(検修費)のかかる蒸気機関車よりコストも安く、保守の簡単な電気機関車と旧型とはいえない客車さえも今の鉄道会社にとっては足手まといになってしまっているのです。
鉄道は地域の人たちの生活の礎とともに子供達の夢の対象であるはずなのですが、何故か今の鉄道会社。特にJR東海はそのことを忘れ去られて”夢”を失っている気がします。鉄道に乗って旅をする感動を与えるのも鉄道会社の大事な責務と思うのですが、実際には効率化が全面に出て乗って楽しい列車が少なくなってしまっています。
97,06,07 湯谷温泉 9831レ
そして上の写真が同じ日に撮ったユーロライナーです。このユーロライナーも既に効率化の犠牲となり今は廃車となってしまい寂しい限りです。今回は良い機会ですのでご紹介しますが梅雨の晴れ間に列車で各撮影地を歩き回り、トロッコ列車とユーロライナーとの列車の間合いには湯谷温泉で汗を流した思い出もあります。余談ですが白系のユーロライナーに茶のゴハチとこれほど露出決定が難しいものはありませんでした。
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