Aニュース【インド政府は4月5日、日本からの全ての食品の輸入を禁止すると発表した。
期間は「3か月」、または「放射性物質の危険性が十分に低下したと認められるまで」
としている。
中国などが福島県産食品の輸入をストップする例があったが、
日本産全てを対象とする措置は、インドが初めて。
インドは去年一年間で、日本から果物や野菜などを約4億円分輸入している。
これは、インドの食品輸入額の1%未満にあたる。】
Bニュース【それを、4月8日の今日、すべて解除した。】
ありがたい話である。インドに感謝。
インド滞在中に、日本食品販売店にお世話になった私は、解除されたのが嬉しい。
日本からの食品は3月11日の大地震からインドでは当然放射能数値を測定すると
義務付けているようだった。
実行されているかどうかは定かではないが、
自国の国民の健康を守ろうと努力するのは当然のことである。
インドに限らずアジア・ヨーロッパの各国が食の安全を訴えるのは当たり前だろう。
しかし、放射能汚水の流出が止まって、インドはやっぱり日本をしっかり見ていてくれている。
有難い。
この国は、家族や子どもを愛する国だと感じていた私は、3か月の期限付きと言う最初の
告知を知った時も感謝した。終わりを眺めていてくれていると、内心嬉しかった。
今、地震での被災された皆様の生活ぶりをTVなどの映像で観るたびに、
可哀そうで悲しくなるし、昨晩の地震でまた、お気の毒で、
「ずうずうしい地震さんは、どうしてまた同じ地域を苦しめるの?」
と、叫びたくなった。
最近は特に意識して東北の食品を買うようにしている。
昨日は、茨城産の蓮根も買った。
インドでは地震をあまり聞かないが、それでも少しはあるようだ。
コンクリートの建物が曲がった鉄骨をむき出しにしたまま放置されている姿を見た。
でも、インドでは今回のような大きな被害は珍しい。
インドは代わりにテロの恐怖があるが、今回の東日本大震災の方がとっても悲惨だ。
東日本の被災者の方々には気の毒で仕方がない・・・。
体育館や学校などの立派な広い建物に肩を寄せ合って生活なさっておられる。
一日も早い仮設住宅に入っていただき、生活を立て直していただきたい。
インドではそういう被災者を見たことないので何とも言えないが・・・。
ふと思うと・・・貧困地帯には体育館や学校などの立派な建物も無い。
「アジャパー! インドの貧民には体育館も学校もないジャンねー」
「アジャパー! インドの貧民は生まれた時から、家も水道も電気も無いよー」
「アジャパー! 今回の仮設住宅はインドの貧民にとっては大豪邸だよ~」
そのインドが数年後には確実に日本を追い抜くと私は直感している。
その兆候が見えてきている。
TTT