雑記帳

雑記帳 野菜栽培のこととか (2014~)

京野菜検定対策 7 「花菜について」

2014年02月09日 | 京野菜検定
"花菜"について

わずらわしいのが"花菜"

今の時期の野菜売り場で"菜の花"、"なばな"をよく目にする。
でも"菜の花"、"なばな"は
「京の伝統野菜」でも「ブランド産品」でもない。で、

"花菜"というのが「京の伝統野菜に準ずるもの」と
「ブランド産品」に含まれている。

「京のふるさと産品協会のガイドブック」によると、
"菜の花"、"なばな"は西洋種の系統が多く別物で、
"花菜"は、在来ナタネに属し、燈火用の油をとるために平安時代から栽培されていた。
最初は油をとるためにだったのが、のちに「切り花用」に栽培されるようになった。

で、結局「京の伝統野菜」でなく「準ずるもの」に属する理由として「やさい」として
利用されるようになったのが、戦後の昭和20年以降のことだからということになるのだと思う。
(ただし、産品協会のガイドブックのP12"花菜"の項の「名前の由来」の1行目にはなぜか
「京の伝統野菜「花菜」~」と書いてある。それにP12の花菜の写真のオビには
「京マーク」と「京の伝統野菜」の名が見えるからわずらわしい。)




別名「寒咲きなたね」、「伏見縮緬寒咲きなたね」

亀岡農林水産センターで撮影
よく見ると葉っぱが縮緬(ちりめん)状


この写真みたら「縮緬寒咲きなたね」ってよくわかるよな。




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