「京こかぶ」
公式テキスト『京のブランド産品ガイドブック』より。
⚫︎「京こかぶ」は特定の品種名や独特の栽培方法に由来するものではありません。
※見るからに形状がキレイで揃っていてF1種っぽいですよね。ふつうに種苗会社の小カブの種を使うのだと思います。だから、京の伝統野菜には入っていないのですね。
⚫︎4月から10月頃までの期間、小さめの小カブ(直径3~4cm)からやや大きめの中カブ(6~7cm)までの品質の良いカブが連続して栽培されています。
※「4月から10月頃までの~」は、逆だと思います。訂正がされていないですね。真夏の暑い時期に栽培になってしまいますから。出回り時期が10月から翌年5月下旬までですから、「10月から~」が、正しいのだと思います。
⚫︎小カブは大カブと異なり、根の部分だけでなく葉も食用とします。
「小かぶ」は写真問題が多いようです。
写真では10cmの大きさで示されていますのでその大きさで覚えておきます。
【追記12/20】
⚫︎第4回過去問題13 「京こかぶ」について間違いを選んでください。
①以前栽培していた品種は、「黒す症状」が出やすいので、最近は「T-453」という品種に切り替えている。
※この情報は「JA京都」のホームページからのようです。
②播種後まもなく寒冷紗又は不織布を使って被覆し、減農薬を行っている。
※アブラナ科でどうしても虫がつきやすいので、減農薬で栽培となると不織布とかを被せての栽培になるのでしょう。
③収穫後は一つひとつ丁寧に水洗いし、積み上げた水を切った後、葉を切り落として箱詰めする。
※これが間違いのようです。葉を切り落とさず葉付きのまま出荷販売されるそうです。
問題をよくよく読んだらやはりおかしいのがわかりますね。ふつう、切り落としてしまう葉を最初から丁寧に洗うなんて手間なことはしないですから。
④ほとんどが露地栽培であるが、、近年、一部に作期の拡大を狙ったビニールハウス栽培が行われている。
※出回り時期が夏を除く10月から翌年5月下旬になっています。冬の播種栽培だとビニールハウス栽培になるのでしょう。