「京の伝統野菜」でその作物を「独特の栽培の方法」で栽培されるもの。
(歳時記「京の伝統野菜と旬野菜」高嶋四郎 編著を参考)
えびいも
親芋と子芋の間に数回に分けて土を入れて子芋の形をエビの形に作り上げていく。
京うど
(京都で「うど」といえば、"桃山うど"と"亀岡うど"があるらしい。
京野菜検定のHPの出題範囲のところには「京うど」となっているので
"亀岡うど"が"京の伝統野菜"に入っていないと思うしかない。)
それで"京うど"="桃山うど"。
180cmの株間で苗株を畑に植えて、3月中ごろ発芽前に株の上に60ー100cmの
土を饅頭型に盛り上げて"軟白"して育てたのを収穫するらしく、これは
錦市場で見たかもしれないが、亀岡うどとの違いがわからないので
なんとも言えない。
ちなみに"亀岡うど"は栽培用のムロを立ててその中で軟白させる栽培方法らしく、
余談ですがこの方法は兵庫県三田市で見ることができる。
さらに三田市のこのムロ栽培は確か大阪の三島から大正時代持ってきたと聞いたことがある。
そして亀岡のムロ栽培は明治以前に摂津の国から持ち帰ったと、
京の伝統野菜の本に書いてあるのでやはり"亀岡うど"も"京の伝統野菜"だよなー。
京野菜検定のHPの出題範囲のところには「京うど」となっているので
"亀岡うど"が"京の伝統野菜"に入っていないと思うしかない。)
それで"京うど"="桃山うど"。
180cmの株間で苗株を畑に植えて、3月中ごろ発芽前に株の上に60ー100cmの
土を饅頭型に盛り上げて"軟白"して育てたのを収穫するらしく、これは
錦市場で見たかもしれないが、亀岡うどとの違いがわからないので
なんとも言えない。
ちなみに"亀岡うど"は栽培用のムロを立ててその中で軟白させる栽培方法らしく、
余談ですがこの方法は兵庫県三田市で見ることができる。
さらに三田市のこのムロ栽培は確か大阪の三島から大正時代持ってきたと聞いたことがある。
そして亀岡のムロ栽培は明治以前に摂津の国から持ち帰ったと、
京の伝統野菜の本に書いてあるのでやはり"亀岡うど"も"京の伝統野菜"だよなー。
京みょうが
みょうがと聞くと地際に出る(あれはつぼみ?)のを思い出すけれど、"京みょうが"はそれと違って
"ミョウガタケ"と言って、冬に苗を「カマ」という排水溝のようなものの中で暖かい湧水を
流して溝の上はコモをかけて寒さから守りながら、何度か陽に当てて色付けし育てたもの。
自分は実物を見たことがないので機会があれば錦市場へ行って見てくる。
"ミョウガタケ"と言って、冬に苗を「カマ」という排水溝のようなものの中で暖かい湧水を
流して溝の上はコモをかけて寒さから守りながら、何度か陽に当てて色付けし育てたもの。
自分は実物を見たことがないので機会があれば錦市場へ行って見てくる。
堀川ごぼう
元々の品種は一般的な"滝野川ごぼう"で、秋に種を蒔いて育てたのを苗として
梅雨の頃に浅く斜めに植え替え、11月上旬から12月下旬に太くなったのを収穫する。
梅雨の頃に浅く斜めに植え替え、11月上旬から12月下旬に太くなったのを収穫する。
京たけのこ
品種は"モウソウチク"で、初夏、晩夏、初冬の施肥、敷き藁、冬季の土入れ、
収穫期の親竹の選定と先止め、秋に古い竹伐採のタケノコ園の管理を行う。
"竹やぶ"ではなくて"タケノコの畑"なんだな。
収穫期の親竹の選定と先止め、秋に古い竹伐採のタケノコ園の管理を行う。
"竹やぶ"ではなくて"タケノコの畑"なんだな。