女が、私書箱へ行った。
村に飼い犬がやってきた。
女は、”やんや”と名付けた。
女は、気がついた。枕もとで”やんや”が回ると、その人物は、早くて１ヶ月、遅くても１年以内に死ぬ！
それも、病死とは限らない！、あるときは事故、
単なる偶然かと思っていた。
２年もすると村人もうすうす気が付いている人が居た。
隣の婆さんは、可愛い犬ねぇと無理やり一晩借りて行った。
婆さんの旦那が半年後に死んだ。婆さんは村を出て行った。
そんなことが数年続いた。なぜか、村には事故が続いた。山で大木に押しつぶされた男まであった。
５年もすると、村人はほとんど居なくなった。そして、女だけになった。
女は、私書箱に行った。
その晩、女の枕もとで”やんや”が寝返りを打った。
さてさて！！！
