該出のS660へSD330を乗せた件、調整を簡単に計画中です。
案として
1.秋月電子の 1kHz~30MHzオシレータ LTC1799モジュール を抵抗を切り替えてスポットでアマチュア無線の各バンドを発信させて、SWRを測定する超簡易SWRアナライザを製作して調整に使うかと
2.どうせ発振器はあるし⇒つまり、無線機自信が使えるじゃん。ALCにマイナス電圧加えて1W程度でSWR測定すりゃほとんど近隣に迷惑かねんじゃねぇ
3.しかし、基本的には、どちらも電波法違反! 軽くお目こぼしの範囲????
ってことで、費用面とめんどくささを検討した結果 2案で行くことにしました。1案もちょっと心が振れます
そこで、第一弾として反射波計 つまり、SWR計のセンサ部を半分だけ作ろうってことで、トロイダルコアを使ったやつ、なにせ、この回路の動作原理がまったく不明?理解できない? 苦笑
作ってみることにしました。
結果の回路図 最終的に左の50Ωはなしにしました(0Ωだよ)、ちなみに50Ωは違う値でも問題ないんじゃないかと推測してます。金属被膜抵抗は必ずでね。当然ですが、抵抗0Ωバージョンで2回路作成すれば立派なSWR計が出来ます。
他の容量値や、抵抗値は、手持ちの部品から適当に使いました。説明しているものを読んでも7pFなんて不要じゃんと思ってましたが、必要です。
データ その1 左の抵抗が50Ωありの場合
約1Wの送信電力 終端50Ω 約150Wの送信電力 終端50Ω
バンド周波数 進行波 反射波 進行波 反射波
3.5 0.443 0.037 4.46 0.716
7 0.511 0.35 5.05 0.708
10 0.525 0.024 5.19 0.512
14 0.532 0.023 5.26 0.514
18 0.528 0.024 5.24 0.599
21 0.523 0.018 5.19 0.438
24 0.522 0.019 5.18 0.487
28 0.518 0.022 5.14 0.533
データ その2 左の抵抗が50Ωなし(0Ω)の場合
約1Wの送信電力 終端50Ω 約150Wの送信電力 終端50Ω
バンド周波数 進行波 反射波 進行波 反射波
3.5 0.576 0.0096 5.27 0.313
7 0.641 0.0018 5.89 0.068
10 0.647 0.0037 5.98 0.1567
14 0.647 0.0068 5.98 0.247
18 0.632 0.0020 5.90 0.106
21 0.628 0.0036 5.85 0.1578
24 0.616 0.0081 5.80 0.282
28 0.608 0.0039 5.73 0.171
出力電圧はデジタルテスターで測定しています。送信電力は、各バンドで若干の変動はあると思います。
データ2の方が何も調整していませんが格段に性能UPしています。
1個のコアで進行波、反射波を検出するよりも、2個のコアで別々に検出する方が性能が良くなりますね
さてケースINです。S660に使用のリレーBOXの方が小さいアルミケースでした。(該出)、自作の方向性結合器を分解して転用してます
表示は、今回と全く無関係です
すかすか中身 コアに通している同軸ケーブルは、どうしてよいか解らないので、皆さんの工作の間をチョイスして、同軸ケーブルのシールドを片端のみを落としました。この辺りも理論的にわけのわからないことで、1:10の巻線比だけだったら50Wで50Ω側に100mA程度流れることになるはずだし?抵抗燃えるかも、損失だって????? シールドの外側からなぜ検出できるのか??? も、わからないことだれけですが、出来ちゃったからいいや程度の結果オーライにしておきます。
50Ωの抵抗(実際は、150Ω3本並列)が2か所に見えますが、片方は使ってません。空中配線の耐震性強化すればok
つぎに検討するのは、表示問題 あっさりとメータ、LEDのバーコード表示、安いパネルメータを使うなどなど
SD330のモータの速度コントロールとALC電圧の発生問題も、下死点検出って出来るか?
そして、全体の構成 なにせS660の狭い車内!