緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

第2回緩和ケア勉強会のお知らせ

2010年09月09日 | 医療

緩和ケア勉強会第2回のお知らせです。

第1回 9月14日 勉強会には
50名を超える院外の方からの申し込みをいただき、
院内を合わせると予想以上の勉強会となりました。

院内は、身を引き締めた医療体制に
全力投球しています。
こうした時だからこそ、一つの領域に留まらないよう
私のできることとして、
広く良質な医療への取り組みを真摯に見つけていくときにしたいと思っています。

14日、どうぞ、お気をつけて
おいてください。


第2回は、10月19日(火)を予定しています。
オピオイドの投与方法は、中級レベルの医師向けです。
3製剤の特徴や、個別事例を話すことで、匙加減をお伝えしたいと思っています。

第2回緩和ケア勉強会チラシと申し込み
 ↑ ココをクリックください。

副作用対策は、知っていてほしい基本的なことから
やや応用的なところまでお話しできればと思っています。
特に、薬剤師さんに通り一遍ではなく、
腹部の見方や臨床実践的な緩下剤の使い方を知って頂けるとよいなあと思っています。

私の前に認定看護師さんが
看護の観点から便秘対策について
話してくれますが、これも、実践的です。

良質の疼痛緩和は、
排便コントロールに始まって排便コントロールに終わるというくらい
とても、重要です。
どうぞ、お忙しい中と思いますが、
ご参加くださいますとうれしいです。

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3 コメント

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魅力的な内容です! (ゆきんこ)
2010-09-12 23:37:45
最近気になること、まさに下剤の使い方なんです。いかに自然に動かしお通じがあるようにするか。先生は漢方は使用されますか?
北国から受講しに行くことは難しいから、先生の講義が聴ける方、うらやましいです。
返信する
いいですね (toko)
2010-09-12 23:46:27
いつも読ませていただいております。

もう少し近ければ、是非参加させていただきたいです。

腹部の見方や臨床実践的な緩下剤の使い方・・・ですね。

下剤の分類など知っていても、いざ目の前の患者さんがこんな症状、あんな症状・・となると、臨床に沿った勉強をしていないと難しいので、薬剤師にそういう勉強会の機会があれば嬉しいです。

先生、機会があればご教授くださいませ
返信する
コメントありがとうございます (aruga)
2010-09-14 23:22:27
ゆきんこさん
漢方は、効果の予測が難しいことと、容量(さか)が多いことから、基本薬剤としては用いないです。生薬は効くなあと思うことも多いのですが・・・ 自然な排便をオピオイド使用下で作り出すのは、本当に難しいものです。

tokoさん
こんにちは。コメント残してくださり、ありがとうございます。腹部聴診方法や腹部単純写真は役に立ちますよ~


次の勉強会を共催してくださる企業さんとは、オピオイド副作用対策のDVDを一緒に制作させて頂きました。一声かけてくださるとお渡しくださる(お貸しくださる?)のではないかと思います。
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