医師向け転職サイト
「医師転職ドットコム」
2015年2月時点で掲載されていた
常勤医の求人票を元に、
診療科ごとの給与(年収)の平均値を
ランキング化したものです。
全国の病院、クリニック等の求人票の中から、
地域や求められる経験年数を問わず、
無作為に4,048求人を抽出した上で、
提示されている給与(年収)の
下限値の平均を算出したものと記載されています。
民間の病院間での求人ですから、
こうしたものには大学病院の勤務医は
含まれていません。
(大学病院の勤務医の下限平均はもっと低いですから・・)
http://epilogi.dr-10.com/articles/420/
緩和ケア領域で
緩和ケア病棟や緩和ケアチームなどの
「入院のある施設」で勤務する医師は
人材が本当に不足していると感じます。
多くの医師が、「在宅医療」に異動します。
若手の医師も、結局は在宅を選ぶ方が多く、
その背景には、
こうした給与格差があると考えています。
どうして、
こんなに緩和ケアが大切と言われていながら、
大切にしてもらえないんだろう・・と
悲しくなります。
病院の中の
専門的緩和ケア医は
その内いなくなるかも・・と
思うことも
正直、あります。
ちなみに、「上限値」の最高値は4,000万円。
美容系の求人です。
収入がよい診療分野ほど、
求人収入はいいですから・・
大学病院では、さらに、
遠い目になってしまいます・・・