10月22日から24日まで京都国際会議場で開催された
第58回日本癌治療学会学術集会はハイブリッド開催。
21日から理事会、代議員会と続いたこともあり、
現地入りして参加してきました。
冒頭の写真は、メイン会場の壇上。
紅葉の写真と落ち葉が敷き詰められ、
背景には京都らしい障子からの日差し。
息を飲むような美しさでした。
向かって左が演台、右が座長席です。
演台の左右と前、座長席の左右と前には
アクリル板が置かれ、マスクは外しても安全となっていました。
入り口や展示場への動線は、
往来に分かれています。
向かって左が演台、右が座長席です。
演台の左右と前、座長席の左右と前には
アクリル板が置かれ、マスクは外しても安全となっていました。
入り口や展示場への動線は、
往来に分かれています。
会場内は、
今までは連結させたパイプ椅子がぎっしりだったのに、
木のクラシックな椅子が間隔を開けて配置されています。
これだけ空いていても、マスクは互いの安全を配慮して必須です。
学会につきものの企業展示は
今までは連結させたパイプ椅子がぎっしりだったのに、
木のクラシックな椅子が間隔を開けて配置されています。
これだけ空いていても、マスクは互いの安全を配慮して必須です。
学会につきものの企業展示は
こんなにゆったりと配置され、
現地参加者自体が例年の1/5位と見受けられるため、
お祭りのようだった今までに比較して、余裕とやや寂しさが感じられました。
現地参加者自体が例年の1/5位と見受けられるため、
お祭りのようだった今までに比較して、余裕とやや寂しさが感じられました。
休憩コーナーの机にも
アクリル板が設置されています。
事前登録が4000人で、
第1日目の現地参加が1000人程度と聞きました。
2日目以降はぐっと増えましたから、
例年8000~9000人が参加する状況に
現地とWeb合わせて同じかそれ以上だったのではないかと思います。
会場の中は、20~50人程度がフロアに座っている程度・・
企業展示も、
来年から現地参加が少ない状況が続けば、
展示の購入は減少するかもしれません。
椅子は一席おきにしか座れないように
✖印がつけられていたメインホールでしたが、
それがほぼ満席となったのが、
ノーベル賞受賞者の本庶 佑(ほんじょ たすく)先生の
基調講演でした。
基調講演でした。
免疫応答が低下した患者さんの代表格である
高齢者の免疫応答を挙げるための取り組みを
CD44と62別のFACSで層別させたリンパ球の
特性の追求をされている話は、ネクストステップを
感じさせました。
はじめてのハイブリッド学会の現地参加・・
go to トラベルは使いませんでしたが。。
地域共通クーポンは活用できました!
次世代型学会開催は、
1日で同時に何列もの部屋でプログラムを実施し、
聴くことができなかったものはWebで後日聴くなど
今までとは異なった方法を考えていくことになるのだろう
と感じました。
ついつい「癌患者さんがうらやましい」って思ってしまう私です。
社会の認知度も高く、医療や福祉関係者の認知度も関心も高く、専門医も研究者もたくさんいて、皆んなに理解され支えられて、患者としては恵まれていると感じるからです。
私はこれを社会の隅々まで照らすことだと思っていたところ、そうではなく、
集団の大きな人々ではなく、注目からもれてしまったような小さな一人一人にこそ、光を照らすことです・・というお話を延暦寺の僧侶の方に教えて頂いたことがあります。
コメント、ありがとうございます。
この一隅を照らすという言葉を改めて辿っています。