コンサルテーションの基本的原則・・
出来ていないと感じても
絶対に介入対象をを責めてはいけないこと。
責めているつもりではないけれど、
「~してみたらどうでしょう」
この言葉の背後には
“もっと改善の余地があって今の状況では不十分。
~できていない現状がありますよ。”
というメッセージに聞こえてしまうかもしれません。
これは、
どのような職種の方と接する場合にも
共通する原則です。
これを緩衝するには
まず、チーム目標の置き方を変えます。
“医師に処方してもらうこと”
ではなく
“患者さんが少しでも苦痛が少なく過ごしてもらえる事”
に。
苦痛があるか無いか、看護師も薬剤師も複数の目で評価し
負担がなければ、評価尺度などを
患者さんに書いてもらってもよいと思います。
何よりも大切なのは、
患者さんが、辛さを上手に医師に伝えられるように
支援することです。
医療者が患者さんは辛そうだから処方を~してみて・・
というより、
患者さん自身から、辛い、何とかしてほしい
と伝われば
誰しも、何とかしなければ・・・・と思うものです。
そして、
辛いことはわかったけれど、どうすればよいかわからない
と主治医が医師が感じてくれたら、一歩前に進んだことになります。
(つづきます)
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突然の書き込みで申し訳ありませんが、不眠で悩む患者様の事で、良い方法がありましたら教えて頂きたいのですが・・・。
50代男性、すい臓癌で化学療法施行中(ジェムザール
)、疼痛緩和にデュロテッップパッチ2.5mg使用中で、痛みの訴えはないものの、腹部の違和感の訴えがあります。レスキューの使用もない状況です。
デュロテップパッチ前の、MSコンチン服用時から多少の不眠はあったものの、睡眠導入薬で、眠れておりました。
貼付剤に切り替えた頃から不眠の強い訴えに変わり、主治医も、試行錯誤し、服用薬が、徐々に増えているのですが、眠れません。
現在の服用薬は、以下です。
Rp)
アモバン7.5 1錠
レンドルミン 1錠
ユーロジン2 1錠
ポララミン2 1錠
セルシン2 2錠
1日1回寝る前
さらに、ドルミカム注の指示も追加しているようです。
貼付剤に切り替えて1週間です。昼夜間とわず眠れない日が1週間になりました。大変辛そうです。
主治医より、薬剤師の意見を求められている現状です。何かアドバイスいただければ幸いです。
「~してみてはどうでしょう?」僕もこの言葉をよく使います。反省。医者にかぎらず、医療スタッフとのコミニュケーションは緩和ケアだけでなくチーム医療にとって、とても大事な問題だと思っています。僕は、よく自分が医者だったら、と考えることにしています。『病気のことや患者のこともろくに知らない教科書どおりのあたまでっかち薬剤師がまた文句いってきたな』なんて思っているんじゃないかと被害妄想的に考えたりしています。僕はなにか提案や質問するときは、「○○さんのことで相談がありますが、お時間よろしいでしょうか」などと持ちかけたりしていますが、幸いなことに、僕が働いている職場の医師は、薬剤師の提案を良くきいてくれて感謝しています。医師へのねぎらいの言葉、それは他の医療スタッフにも通じることですね。たったひとことのねぎらいの言葉。それで、患者様の苦痛が緩和され、スタッフも満足し、医師も薬剤師を頼ってくれる。そんな職場にしたいですね。
もちろん、疼痛コントロールが十分であることが条件だそうですが... 僕自身、経験がないので、絶対の保障もできません。もちろん適応外です。でも何かの参考までに。実は、僕は薬剤師同士での緩和ケアのネットワークを作りたいとずうっと思っていました。どこかで連絡とか取れたら良いですね。お互いがんばりましょう。
ながながと書き込みすみません。
採血データでは、電解質異常や代謝異常はない?(肝、腎、血糖値、Ca,Na,Kなど)
上記にもよりますが、検討すべき薬剤としては、レスキュードーズとして、塩酸モルヒネまたはオプソ10mg内服と、スタビライザーの併用。スタビライザーはアビシニアンさんも書いていらっしゃいますが、デパケン、ガバペン、リボトリール(クロナゼパム)などがよいと思います。あまり経口が十分でないなら、クロナゼパムが錠剤が小さくGABA作動薬であり、ベンゾも含まれているので、一錠で足りてしまってよいのではないかと思います。横になると吐きそうということであれば、ややギャッチアップしてお休みいただくなどの工夫も必要かもしれません。
せん妄を認めるようであれば、そのアプローチ。高Caがあればその治療、膵なら高血糖などもありえますので、その治療・・
モヒからフェンタに切り替えた後の不眠と聞くと、端坐核のドパミンが減少したのかなあ・・
アビシニアンさん
相手の立場に立って考えるという基本だけれど、中々できないことを実践されているからこそ、貴院の職種間コミュニケーションがよいのでしょうね。素敵ですね。
現在のベンゾジアゼピン系薬剤中止し、
Rp.)リボトリール0.5mg 3錠 3×
とりあえず 4日分
すると、服用開始日の昼過ぎ頃から、患者様は、寝息を立てて眠っていられました。その晩は、2時間寝て目が覚め、又2時間寝て目が覚め、その後朝まで眠れたとの、
訴えに変わりました。いつ訪問しても目をぎらぎらさせ、眠れないとしか、言葉を発せなかった方がです。
驚きました。久しぶりに、患者様の笑顔が、見られそうです。
本当に有難うございました。
大量のベンゾからの移行のようなので、やや大目でよいとは思いますが、眠りが確保されるようになったら、ゆっくりと2錠、1錠と日中のふらつきなどが出ない程度に調節してください。ただし、リボトリールも急な減量、中止はよくありませんので、一錠ずつゆっくりとね。
「どんな風にいたいかって聴かれても、言葉じゃ言えないんだよなぁ。難しいんだよぉ。」って言っていましたっけ。
また、患者さんや、患者さんの家族って、意外に遠慮して、痛い事すら言えなかったりしていたり・・・。
本当に難しいです。
「せんせー、どんな風にいたいって聞かれたってさぁ・・・。先生、なってみなぁ!!俺の病気に!!」って、おっしゃっていらした、主人と同室の患者さんもいらっしゃいました。
本当にそうですよねぇ。って、妙に納得してしまったんですが、でも、先生足繁く、通って、心をほぐしながら、努力なさっていた様子も見受けましたし・・・。
でも、でも、トレーニングを積んだ人なら、例えば意識が低下してウトウトされて話せない方でも、どんな痛みかある程度わかるのですよ~。全部理解するところまでは到底届かないのですけれど・・
話しが盛り上がります。規制がかかった時には「なんで?あんなに効くのに」と・・ブーイング!
本当に、Hさんはドラエもんのポケットのように、いろんな魔法の薬を生み出す努力をしてくれたのです。
今でも・・ゆふみ病院との出逢いには感謝しています
カラダの痛みも・・ですが、何よりもココロの痛みが和らぎ・・魂が癒されて「愛」を生み出すのです。
こんなホスピスや・・緩和ケアが少しでも多くの方のもとに届きますように・・・
今、学会の研修で缶詰状態です。医師だけ60名なのですが、大分の先生(ゆふみではないのですが)にお目にかかりました。大分、素敵な方が多いのは、土地柄もあるのでしょうか。