Human rights watch から
痛みを放置するもの人権侵害の一つとして、
世界の疼痛治療の現状レポートがアップされています・
緑:good availability Most patients in pain are able to access treatment
黄:some availability Many patients in pain are unable to access treatment
オレンジ:Limited availability Most patients in pain are unable to access treatment
赤:Very limeted availability Few patients in pain are able to access treatment
レンガ色:Severe shortages Very few patients are able to access treatment
黒: Consumption of pain medicines is not reported
やっと日本も黄色になりました・・
アジア、アフリカの国々のレポートを丁寧に読んでみようと思っています。
http://www.hrw.org/en/reports/2011/06/02/global-state-pain-treatment-0
「痛み」にはいろんな種類がありますが、自分の技術が未熟だったために救えなかったこともあれば、経験が足りなかったために逆に痛みを増強させてしまったこともあり、
自分のしてしまった行為を、今になって反省しています。
そんな一因が、このマップに反映されているのかも知れないと思ったら・・・
医療の技術は、必ずしも医療水準とは比例関係ではないような気がしました。
痛みに限ったことではないと思いますが、患者さんの苦痛に対する医療者側の意識も必要なのかも知れません。
本日の記事にアップしましたが、世界には悲惨な国が沢山あることを知りました。
医療者も、行政も、国連も、一般市民も・・感度を上げていかなければいけない時期にあるようです。
今、イギリスの大学院でHealth & Social Careを勉強しています。
challenges in Pain managementという授業の論文用の文献を探していて、偶然読ませて頂きました。
論文では、日本で看護師として働いていた時に、一般病棟で血内の患者さんのペインコントロールがうまくできていなかった事例を挙げて、一般病棟での疼痛コントロールにおける問題に焦点をあてて書こうと思ってるので、紹介してあるサイトはすごく参考になりました。
ありがとうございます!!
関係ないですが、最初海外出たとき、日本では座薬結構使用するし、胃カメラするときに麻酔で眠らせないって言ったら「そんな拷問みたいなこと!」って反応で、痛みと文化の違いを感じたこと、そして医療者が患者さんが痛みがある状態に慣れてしまったり、取れるものもある程度は仕方ないでしょって見過ごしちゃったりしていたんだなって思いました。
日本に帰ったら、在宅緩和ケアに携わりたいと思っています。
これから、ちょくちょくブログ拝見しにきます。
すべての国が早く黄色以上になりますように☆
イギリスの大学院で勉強されているとのこと、羨ましいなあ・・
IELTSは何点取られたのかしら・・なんて思うと、いいなあと思います。
痛みは、文化的背景からも医療者の異なった姿勢を求められます。与えられた機会を最大に生かしてくださいね。