江戸の妖怪、怪奇、怪談、奇談

江戸時代を中心とした、面白い話を、探して、紹介します。

蛇の大集合  蛇の塊   「中陵漫録」

2021-05-27 19:53:18 | 奇談

蛇の大集合  蛇の塊
                         2021.5
「中陵漫録」には、蛇が多数あつまる現象を記述した部分がある。
本来の題名は、「蛇相闘(へび あいたたかう)」となっています。

薩州(鹿児島)の西に蛇塚と云う所がある。6,7月時分、蛇が大に集まる時がある。人がその傍らを通り過ぎても、その塚の上に数百匹が塊になって、逃げ去る事はない。
また、備中油野(ゆの)村(岡山県備中町)の山に蝮蛇が集まって、相い闘う事がある。
また、奥州会津の盤梯湖(福島県の猪苗代湖)のあたりでも、このように相い闘う事がある。

編者注:ヘビなどは、時として、繁殖のために、多数が集まることがある。この現象を指していると思われる。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿