今年もまとわずかとなりましたが、師走の街中は忙しく走り回る人々ばかりです。私は年末の挨拶回りをしながらも、患者団体やHIVエイズのケア団体、薬害被害者団体にも顔を出したりしています。病気や障害で身体が思うように動かず仕事もつくことさえ困難で経済的にも厳しい状況の中で団体でも電話相談などで対応が大変です。当事者であるからわかる相談だと思いますし、当事者として心強いでしょう。私も長年お付き合いして、お話すると人へ伝えようとする姿勢を強く感じます。どんな人でも一人ひとりは、弱い立場で、弱い立場をお互いに認め合うからこそ、強いつながりを求めて行動するのだと感じています。忙しくしていると、人の声を聞き逃し、強い絆は生まれません。自分の弱さを認め、お互いに時間をかけて、じっくりと分かち合うからこそ強い絆が生まれるのでしょう。
goo blog お知らせ
プロフィール
最新コメント
- サムライグローバル/小さくても受け皿を用意して続けるー吉田松陰記念北千住がん哲学外来カフェ
- アシェラッド/ボロボロの人生の中で歴史を楽しむ
- 舶匝/どうも人間がシステムに誘導されているようだ
- 舶匝/空っぽの器ーメディカルカフェの意味を考える
- 舶匝/空っぽの器ーメディカルカフェの意味を考える
- 前世占い師エティース/HPVワクチン被害者の生の声を聞いて
- もののはじめのiina/三舟(勝海舟・山岡鉄舟・高橋泥舟)の明治の生き方
- 舶匝(@online_checker)/昭和の動乱の根底にあるものー重光葵の視点
- 舶匝(@online_checker)/新しい生活様式は歴史と哲学から
- 舶匝(@online_checker)/歴史から見る危機の脱出ー松平定信・上杉鷹山