HPVワクチン被害者の支援活動も徐々に動き出していますが、薬害問題に関わって社会一般の人から言われるのは、いつも「難しい問題に関わっていますね」と言われることです。特にHPVワクチンについては因果関係を証明するのが難しいとか、裁判の見通しまで言われます。私は医療関係者でも裁判を担当する弁護士でもありませんので、専門的に答えることは出来ません。ただ、数年前からHPVワクチンを打って、その後に苦しんでいる被害者の状況を見たりお話を聞いたりして、ただ理窟だけの理解ではすまされない、被害がおきている同じ社会に生活している人間として他人事ではないと感じて支援活動に関わっています。被害者のお話を聞いて車椅子の生活を強いられ入院日数も1年間くらいになりお金も大変です。被害者は今大学生くらいの年齢ですが、休学したり様々な障害を持って勉強ができる状態ではないと聞きます。将来を決める大事だ時期に被害によって将来の見通しが立たなくなって苦しんでいる状態を聞いたとき、難しいですね、と片付けられる問題ではありません。知識だけの情報ではなく、当事者の生の声を聞いて問題解決に向けて動くことが今一番求められていると思います。
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