今年もずいぶんと谷間を歩きました。谷間といっても人生の谷間。私はなぜか絶体絶命のピンチになるとどこからかエネルギーが吹き出てきます。そんなとき想い出すのが勝海舟です。勝海舟の言葉で一番好きなのは「行蔵は我に存す」です。この言葉は福沢諭吉が明治に入ってから勝海舟に対して「元幕臣の身でありながら明治政府の高官についた」ことへの批判で有名な「痩せ我慢の説」です。勝海舟の人生をみていると絶体絶命のピンチは数えられないくらいたくさんあります。幕臣のころも味方であるはずの幕府から薩長との交渉で身内から足を引っ張られ何度もピンチをまねいています。それでも自分の利益を考えず困っている人々のために動く勝海舟の行動は、正に「行蔵は我に存す」です。来年も勝海舟を想い起こしながら困っている悩んでいる人々のために行動します。
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