来年は明治維新から150年ということで様々な明治維新に関する本が出版されています。幕末・維新をとらえる見方も様々で薩長史観もあれば佐幕史観もあり、作家のそれぞれの出身地によっても、また違ってきます。学校で習う近代史などは薩長史観が多いようです。最近、私は半藤一利氏の本をよく読むようになりました。もともとは昭和史にはじまる戦史が多いですが、江戸っ子で勝海舟が大好きときて私も感心を持って読んでいます。人それぞれに歴史の見方はいろいろあってよいと思います。それぞれに好きな人物を探して、その一生涯を読むこと、その人物の誠、志、生き方を学ぶことが一番だと思います。歴史で学ぶ薩長史観は一方の都合で出来事だけを述べているーそれでは面白くありません。敵であろうと味方であろうと一生涯を学べば歴史の流れが分かり大変面白いです。その人物の一生涯には様々な人物との出会いがあります。若い頃や活発に動いているとき、老いてからも、また相手も同世代とは限りません。人との出会いが人生を変えたり大きな影響を与えたりしています。様々な人間の一人ひとりの行動ーそれが大きな歴史の流れを作っているのだと思います。
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