性同一性障害で男性から女性になりカミングアウトして世田谷区議会議員になった上川あやさんの区議会報告をいただきました。国会議員でも地方議会議員でも議会報告はニュースレターなどでよく出しますが、上川さんのニュースレターは議会質問と答弁の後に各質問項目とも質問の効果を載せています。今回のニュースレターでも性的少数者の相談窓口を明示せよという質問に対して区のホームページの掲載とか区内小中学校に配られた「性の悩み」にも応じると明記した電話相談カードを明示して紹介しています。性同一性障害者として生の声を議会に届け少しづつ行政も変わってきている様子が感じられます。
上川あやさんのホームページ：http://ah-yeah.com
昨日は薬害エイズを考える山の手の会で8名が参加して8月4日に参加した横浜のエイズフォーラムの反省や今後の活動について話し合いました。横浜エイズフォーラムの反省としてはエイズフォーラム全体の参加者が少なくなる中、山の手の会には会のメンバーだけでなく薬害の話を聞きに新しい人が参加して会を継続してよかったという感想や学校の先生が薬害を教える立場になってその解答を求めるため山の手の会に参加してくれた人もいて話し合いができた。ワークショップ形式で当事者の話を聞いたり、新しい参加者が「差別・偏見があったのか」という質問に対して当事者、参加者どうして考えられたということも出ました。昨日の話し合いの中でも「差別・偏見」は人それぞれの考え方、感じ方によって変わってしまうもので被害者、支援者という関係でなく、参加者自身も被害者にもなりうるし、加害者にもなりうるという当事者意識を持って話し合うことが大切であると確認しました。これからも小さい会ではありますが、当事者と参加者が分かち合える場として続けていかなければと思いました。次回は会に参加してくれ大学でも薬害をテーマに研究している学生さんに話してもらう予定です。
次回の薬害エイズを考える山の手の会は
日時：10月10日（水）19時～21時
場所：東京ボランティア市民活動センター会議室Ａ
いよいよ明日は薬害エイズを考える山の手の会です。毎回、薬害エイズ被害者と共に少人数でざっくばらんな分かち合いをしています。薬害エイズは１６年前の薬害エイズ訴訟の和解で終わったわけではありません。被害者の多くが亡くなり生存している被害者は少なくなりましたが、山の手の会に参加している被害者も病気を抱えながら生活しています。ＨＩＶは治療を続ければ生きられるようになってきましたが、治ることはありません。被害者は一生感染させられたＨＩＶを体内にかかえて生きていくのです。私たちの住んでいる社会で起きている現実の話を被害者から聞いてどのような社会にすれば生きやすい社会になるのか他人事ではなく自分自身の問題として話し合い分かち合っています。是非ご参加ください。
日時：９月６日（木）１９時～２１時
場所：東京ボランティア市民活動センター会議室Ｂ（ＪＲ飯田橋駅隣 セントラルプラザ１０階）
現代は利益至上主義や効率ばかり求める実に人間としての存在を疑われる世の中になりつつある感じがします。幕末から明治、大正に生きた日本資本主義の父とよばれ数々の会社を起業した渋沢栄一は「国と富をなす根源は社会の基本的な道徳を基盤とした正しい素性の富」として論語と算盤を一致させることであるといっています。論語の教えにそって経営にあたることが大切であるといっているのです。正に現代に欠けているものではないでしょうか。
私は５年前に新宿区のほうから足立区に引っ越してきましたが、私の住んでいる足立区新田は隅田川を隔てて隣が北区王子になります。王子の飛鳥山公園にはかって渋沢栄一が住んでいた別荘が現在渋沢史料館となり渋沢栄一の功績が展示されています。そういう意味でも私は今のところは大変気に入っています。少しでも渋沢栄一を想う今日この頃です。
最近は知らないところへ行くにもインターネットで住所検索するとすぐに行き方まで教えてくれるのに便利ですが、便利すぎて情報を信じて行くと思わぬこともけっこうあります。
本日は仕事で大阪の堺のほうへ行ってきましたが、目的地をインターネットで検索してその案内に基づいて行ったところ・・・もちろん間違ってはいませんが、目的地の最寄駅が路面電車の駅で大阪の天王寺から堺の方まで路面電車に乗って行ったものでけっこう時間がかかってしまいました。検索したとおりに新幹線で新大阪まで行きＪＲを乗り継いで天王寺につくと乗り継ぎの電車が見当たりません。地下鉄か私鉄だと思って乗り継ぎの駅で探しましたが分からず駅員さんに聞いていったところ目の前に路面電車があり、まさか大阪から堺まで路面電車に乗っていくのかと、恐る恐る路面電車の駅員さんに聞いたところ目的地の駅はありました。乗ってみると路面電車なのでゆっくりと、また駅の数の多くのんびりと外の景色を観ながら観光気分で目的地まで向かうことが出来ました。
